GWですが、引き籠もっています。
昔から、ゴールデン・ウイークだけでなく、年末年始、お盆休みなど、世間が混雑する時に出かけるのはバカバカしいという考えなので、そういう時には極力出かけないようにしています。いや、「バカバカしい」と書きましたが、正直に言えば、これは後からの言い訳で、実際には乗り物酔いがイヤなんです。
前にもこのダイアリーに書いたと思いますが、あたしは小さい頃から乗り物よいがヒドくて、遠足も基本的には辛いもの、できれば行きたくない、避けて通れるのであれば避けたい行事でした。遠足は楽しみ、前の晩は寝られない、なんて思いは一度もしたことがありません。
混雑するシーズン、道路が渋滞、車に酔う、という連想が働きますし、実際子供の頃にはこういうじきに出かけて気持ち悪くなったこともしばしばでしたから、わざわざ混んでいる時に出かけることはない、という考えが染みついてしまいました。
閑話休題。
では引き籠もって何をしているかと言えば、本を読むか映画を観るか、のどちらかですね。今回見ていたのはこちらです。
「ダイ・ハード ラスト・デイ」です。シリーズの最新作で最終作という話ですが、実際はどうなのでしょう? この映画が大ヒットしていれば続編ができていたのかも知れませんね。その布石として息子を出していたと思いますから。
あっちこっちの映画評サイトでは酷評されていますね。難しいことを考えずに娯楽アクション映画だと思えば、まあ冗長にならず、コンパクトに仕上がっていて面白い作品だと思います。でも、まあ、映画評サイトに投稿する人たちって、どうしてもいろいろ言いたいのでしょう。
で、あたしはそういう面倒なことを言う趣味はありませんが、映画公開当時から言われていた、「いくらなんでも一般人の車を壊しすぎ」というマクレーン刑事の暴走ぶり、「あんなんで放射能が中和されるのか」という科学的に裏付けのない、ご都合主義的なストーリーの二つについては、やはり「ちょっとなぁ」という思いを抱いてしまいました。
ロシア、ソ連が舞台となると、脚本の緻密さも失われ、昔ながらの「悪の帝国」的な描かれ方をしてしまうのも、問題と言えば問題なのでしょうね。ランボーがアフガンに行ったりしたのも、観てはいませんが同じ結果になっていたのではないでしょうか?
だったら、「13金」のジェイソンがニューヨークへ行ったりしたほうが、よほどマシだったのかもしれません。ジェイソンにはこのままアフガンやロシア、北朝鮮に乗り込んでもらいたいと個人的には期待しているのですが……