建仁寺にて

木金と京都出張でした。京都新聞さんの教養図書企画の市場視察旅行と言うことで、あたしは今年で4回目か5回目、いや、もしかするともっと参加しているかもしれません。秋の京都を堪能できる、端から見たら羨ましいと思われそうな出張であります(汗)。

毎回、一日目の晩には教養図書企画に参加している書店の方、取次会社の方を交えての懇親会が開かれます。会場は、とても個人では行けなさそうなお店。お店と言うよりは料亭と呼んだ方がふさわしい時もしばしばで、今回は八坂神社鳥居内にある中村楼でした。

上の写真が、食事をいただいた座敷の外の庭の様子で、ライトアップされて、とてもきれいでした。月も出ていましたが、角度的に一緒に写すことはできませんでした。残念。

初日は上述のように、この企画参加書店を実際に臨店見学するのがメインですが、二日目は京都の市内観光がメインです。「それが出張なのか? 仕事なのか?」と責められたら返す言葉に苦労しますが、ただ、こうも思うのです。せっかく東京から来ているのに、その土地のよいところを見ないでいるのももったいないものだと。

ここで言う「よいところ」とは、名所旧跡もそうですし、祭りなどの祭事もそうです。出張の時は混雑を考慮して、あえてご当地の大きな祭りの時期を避けて訪問しますが、書店の方からは「一度くらい見てみなよ」とか、「あそこは行ってみた?」といった話を振られることが多いので、やはり円満な関係を築く上でも、そういったその土地独特のものを見ておくべきだなあと思うのです。

で、今回の二日目の参観は、まずは建仁寺です。

ご覧のように、天気は上々で、絶好の行楽日和でした。

建仁寺と言えば風神・雷神なのでしょう。本物は確か京博にあるはずで、これは精巧なレプリカ。ですから、写真は取り放題です(笑)。下の瓦の写真は「建仁」とあったのが面白いなあと感じたので撮りました。

下の写真は方丈裏のお庭と納骨堂です。まだ紅葉と言うほどの色づきではありませんでしたが、素敵なお庭でした。

下は方丈前の庭の写真です。

法堂の天井画は平成14年に描かれたものだそうです。巨大な龍が迫ってきます。

その法堂内部に安置されている仏です。それほど大きなものではなく、法堂の大きさに比べると地味な印象を受けました。

もう一枚、角度を変えて天井画です。

下の写真は法堂の正面から見た方丈です。

下の写真はお庭、潮音庭です。

そして、下の写真は方丈の脇の部屋の障壁画です。