これとこれ、あれとあれ

店頭に並んでいる本を見ていると、「あたしの勤務先のあれも一緒に並べられないかなあ」と思うことがしばしばあります。もちろん、その意見を書店員さんに伝えることもありますが、ほとんどは「並べる場所がないから……」と言われてしまいます。それに、その両書に関連性を感じているのがあたしだけ、という場合も多々あるので、あたしの感性がおかしいのか、他人と外れているのかと思われます。

 

とりあえず、そんな懸念もありますが、あたしの感性を信じて披瀝させていただきますと、まずは河出書房新社の『とてつもない失敗の世界史』に並べるのは『バンヴァードの阿房宮 世界を変えなかった十三人』です。うまくいかなかったことからこそ学ぶべきものがあるはずです。

 

続きましては、ちょっと古い本ですが新曜社、J・ダイヤモンド『人間はどこまでチンパンジーか? 人類進化の栄光と翳り』と『私たちが姉妹だったころ』です。

 

続いては岩波新書の『独ソ戦 絶滅戦争の惨禍』と『クルスクの戦い1943 独ソ「史上最大の戦車戦」の実相』です。新書と単行本では並べにくいのは承知ですが……

 

最後にもう一つ岩波新書から『モンテーニュ 人生を旅するための7章』と『寝るまえ5分のモンテーニュ 「エセー」入門』です。なお、あたしの勤務先からは『モンテーニュの言葉 人生を豊かにする365の名言』という新刊が8月に刊行予定です。こちらもぜひご一緒に!