ハードボイルドな?

 

上の写真左は新刊『風の演劇 評伝別役実』です。

別役さん、いつごろの写真でしょう? タバコを咥えてたたずむ、昨今はタバコへの規制が厳しく、テレビでのタバコのCMはほとんど放送できませんが、書籍に関してはそういった規制もなく、こんな風な装丁も可能です。

そして、カバーをめくると右側の写真、やはりタバコを咥えた別役さんです。なかなかカバーを外して表紙まで見る方は少ないと思いますが、本書の場合は是非こちらもご覧いただきたいものです。

ところで蜷川幸雄さんもそうでしたが、演劇人にはタバコが好きな方が特に多いのでしょうか? それともそういう時代だったのでしょうかね? 考えてみれば、高度成長期の頃はどこででもタバコを吸えましたし、大人の男性なら誰だって吸っていたような印象があります。

やはり時代なのでしょう。

そういえば、Uブックスの『電信柱のある宇宙』って、現在品切れなんでしたね。