似ていますか? 似ていないですか?

あたしの勤務先のウェブサイトに「英語原典で読む経済学史」という連載があります。アダム・スミスから始まって、デイヴィッド・リカード、ジョン・スチュアート・ミルと続き、先頃古典派経済学が終了したところです。

と思っていたら、講談社現代新書から『はじめての経済思想史 アダム・スミスから現代まで』という新刊が発売になりました。ウェブ連載の方はまだまだ続きますが、一足先にその簡易版が書籍化されたような感じを受けるのはあたしだけでしょうか?

が、ウェブ連載の担当者に聞いてみると、現代新書の著者・中村隆之氏は、ウェブ連載の筆者・根井雅弘氏の弟子にあたる方だそうです、それでなんとなく合点がいきました。「あとがき」にも根井さんの名前が出ています。

続きましてはこの二点。

 

河出書房新社の『野蛮なアリスさん』と講談社の『人間に向いてない』です。このカバー、似た雰囲気ではありませんか? 似ていると感じるのは、これもまたあたしだけなのでしょうか?

そして最後にこの二点。上下本なので上巻のみを挙げます。

 

草思社の『銃・病原菌・鉄(上)』と筑摩書房の『馬・車輪・言語(上)』です。この二つ、似ているどころの騒ぎではないような……

確かに、似たようなテーマを扱っている両書ではありますが、原著者が異なります。装丁家が同じなのでしょうか?