母の故郷であって、あたしの故郷とは呼べませんが……

本日は休暇を取りました。

数年前から血圧が高めなので(←もう歳だということですね!)、毎月近所の内科に通っています。それだけなら明日の土曜の午前中でもよいのですが、母親に保険の手続きに郵便局へ行けと言われ、そうなると平日でないとダメなので、だったら、いっそのこと毎年12月に行っている墓参りも済ませてしまえということで、思いきって休暇を取り、四連休としたわけです。

さて、朝一番で病院へ。郵便局はその隣にあるのですが、母の話をよくよく聞くと、別に保険の契約更新というわけでないようです。郵便局の人に薦められて契約するかということになったみたいなので、これは却下。保険なんていくつも入る必要はないし、掛け金なんて払っている余裕、わが家にはありませんから!

その後、墓参りへ。

わが家のお寺さんは都心の方にあります。お寺に墓地もあります。地下鉄銀座線の外苑前駅から少し歩いたところです。年に一回か二回くらいしかお参りに来ませんが、それでも必ず毎年来るようにはしています。父と父方の祖父母、それに幼くして亡くなった父の兄が入っているお墓です。

この後は、母が入り、あたしが入って、あたしはこのままだと結婚もできなければ子供を持つことも出来なさそうなので、わが家は墓守がいなくなります。このお墓、どうしましょう? 永代供養でもしますかね?

閑話休題。

今日、休暇を取って墓参りに出かけたのは、原宿に用事があったからでもあります。原宿には、表参道ヒルズのすぐ裏になりますが、新潟館ネスパスという施設がありまして、東京における新潟県のアンテナショップです。そこで昨日から「牧の恵み」という催しが行なわれているのですが、ここへ行くのが本日のメインのようなものでした。

この催事のタイトルの「牧」というのは、上越市の牧区、つまり母の故郷なのであります。もちろん、母が暮らしていたころは上越市ではなく「牧村」と呼ばれていましたが……。そんな牧村の物産を展示即売していました。

そして、買い物の後にネスパスの地下にある食堂「新潟食楽園」で昼食。いただいたのは下の写真、「塩引き鮭と蒸し海老・すじこの海鮮チラシ」です。「米どころ、新潟なのにご飯が美味しくない」と、食通でもないくせに米にだけはうるさい母は文句を言っていましたが、あたしは美味しくいただきました。手前左のおからがほどよい味加減で美味しかったですし、もちろんちらし寿司もボリューミーでした。

食後は、表参道から地下鉄で一駅、渋谷へ出て、井の頭線、中央線と乗り継いで帰宅しました。その前に表参道では桃林堂小鯛焼栗蒸羊羹を買ってみました。

で、上の写真がネスパスでの戦利品。最近売り出し中のお米「新之助」といつものどぶろく、そして草団子です。新之助、美味しいのでしょうか? 楽しみです。