北の大地のフェアなど

昨晩、無事に研修旅行から帰京しました。往路は羽田から飛行機、復路は新幹線なので東京駅着という行程。

まずは、今回訪問した書店でやっていたフェアなどをご紹介します。

最初の写真は、MARUZEN&ジュンク堂書店札幌店のフェア台では「ロシア革命100年」フェアです。いや~、これだけロシアものが並ぶと壮観です。他の地域と比べ、北海道はロシアが身近ですから、都内などとはまた違った反応があるのではないでしょうか?

そして上の写真でもおわかりのように、「ロシア革命100年」フェアでは、あたしの勤務先の刊行物がやたらと目立つような……(汗)

続きましては、三省堂書店札幌店の壁棚のフェア。北海道大学の先生に選書してもらったフェアです。こうしたフェアを定期的に行なっているそうです。「月イチ企画」と書いてありますから、毎月選書の先生が替わるのでしょうね。自分が習ったことのある先生だと興味も沸くのではないでしょうし、先生の専門とはまるで異なるジャンルの本が並んでいたりするとなんか面白いものです。

そんな三省堂書店の別の壁棚では毎月、人文会のお薦め本のフェアを継続中です。こちらもその名の通り毎月アイテムが替わるので、お客様を飽きさせないのではないでしょうか?

上の写真は、書店ではなく図書館でもなく、最近よく耳にする企画も増えたと思いますが、八戸ブックセンターの様子です。非常に興味深い施設でした。

上の写真も同じく八戸ブックセンター。カウンター前の、思いに海外文学を中心とした書籍が並んでいるコーナーですが、ここもありがたいことに、あたしの勤務先の刊行物がちょくちょく目につきます。

セレクトブックショップとしての棚の他に、著名人に依頼してお薦め本を選んでもらい、それを展示する「ひと棚」がありまして、そこに温又柔さんの「ひと棚」がありました。上の写真がそれです。

温又柔さんのプロフィールと選んだ本のリストです。こんな感じでいろいろな方の「ひと棚」があるのですが、それとは別に市民が自分のお薦めの本を選ぶ「わたしの本棚」という企画もやっています。

上の写真が「わたしの本棚」コーナの一部です。これは人気企画だそうで、かなり応募が来ているそうです。ポップを書いてもらうという企画は他でも見ますが、選書にまで参加してもらう、市民を巻き込むというのは八戸ブックセンターならではでしょう。

最後は、ジュンク堂書店仙台TR店の文芸コーナー。《エクス・リブリス》刊行50点突破記念フェアが開催中でした。