勉誠出版から『G・E・モリソンと近代東アジア』という新刊が出ました。モリソンといえば東洋文庫、と中国史などを学んでいる人なら当然のことでしょうが、一般の方にはほとんど知られていない人ではないでしょうか?
東京在住なら、モリソン所縁の東洋文庫なんていう施設もありますので、更になじみ深いところですが、やはりすぐにはわかってもらえないのでしょうね。本書はその東洋文庫監修の一冊です。
そんなモリソンですが、あたしの勤務先からも一冊関連書が出ていまして、それが『北京のモリソン』です。こちらはモリソンの活動を中心に追ったものです。勉誠出版の新刊と併せて、こちらもよろしくお願いします。
なお、東洋文庫って何(?)という方には、同じく勉誠出版から『アジア学の宝庫、東洋文庫』という本も出ていますので。