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上野の子パンダの話題が連日報じられていますが、パンダといったら和歌山ではないか、あたしはそう思います。確かに、日本に初めてやってきたパンダは上野動物園だったし、パンダと上野の結びつきは日本人に強くインプットされているのはわかります。でも、現実に飼育されている頭数や繁殖実績など、すべてに置いて和歌山の方が上ではないかと思うのです。こういう話題でも東京一極集中なんだなあ、とちょっと嫌悪感を覚える自分がいます。

閑話休題。

それでもテレビに映る愛らしいパンダはカワイイです。で、見ていて思い出したのはわが家のパンダ。

ちょうど同じくらいの大きさだと思います。

このパンダ、もちろん見てのとおりぬいぐるみですが、中国で買ったものです。初めて行ったときだったか、社会人になってから一人で行ったときだったか、いつの訪中で買ったものかは忘れましたが、北京で買いました。記憶が正しければ王府井です。新東安市場の中にあったおもちゃ屋だったかしら? だとすると、買ったのは社会人になってからの訪中ですね。だって、初めて行った北京には、まだ新東安市場はなくて、闇市のような東風市場がありましたから!

中国で買ったぬいぐるみ、品質はどうなの? と聞かれそうですが、これが実に肌触りが心地よいぬいぐるみです。実際のパンダを触ったことはありませんが、このぬいぐるみは触っていてとても気持ちよいです。もちろん縫い目のおかしなところとか、不良品っぽいところもなく、既に購入から20年近くになろうとしていますが、壊れもせず、白いところが少し汚れてきましたが、いまだこのように愛くるしさを保っています。

中国製といえば粗悪品というイメージがかつてはありましたが、この頃からTシャツなども非常にしっかりしたものが売られるようになってきた、という印象もありますね。