Black & White

アメリカの白人至上主義の動き。自由の国アメリカって、一皮むくと根強い人種差別が残っている国でもあるんですよね。もちろん、それを間違っていることだと指弾する強い力が働く健全性も併せ持っている国だとも思いますが。

そんなアメリカの白人主義に関する記事が29日の朝日新聞に載っていました。

再びうごめく白人至上主義 米国、デモ衝突で犠牲者
人種や民族による差別を撤廃する1964年の公民権法制定から半世紀。米国で白人の優位を訴える団体が再びうごめいている。石炭業が衰退したアパラチア地方など、昨年の大統領選でトランプ氏を熱心に支持した地域で、貧困におびえる白人層を狙って勧誘を活発化している。そんな中、白人至上主義団体と対抗デモが衝突し、女性が犠牲になる悲劇が起きた。

あいにく、あたしの勤務先では白人至上主義を正面から扱った本は出していませんが、こんな本を出しています。

懸け橋(上) オバマとブラック・ポリティクス』『懸け橋(下) オバマとブラック・ポリティクス』です。ちなみに正題の「懸け橋」は「ブリッジ」と読ませています(汗)。

他には、カバーの写真があまりにも印象的な『コーネル・ウェストが語るブラック・アメリカ』などです。

「白人至上主義」をテーマにフェアをやろうと考えている書店員の皆さま、これらの書籍もお忘れなく。