地方だけの問題なのでしょうか? 都会だって深刻な地域があるんですよ!

朝日新聞の一面にこんな記事が!

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書店が一つもない自治体という記事、これまでにも何度か載ったことがあるような気きもしますが、改めて一面に出した意味は奈辺になるのでしょう?

それはともかく、自治体で数えるのもいいですが、人口比ではどうなのでしょう? 東京では銀座から新橋にかけて書店がほぼなくなってしまいました。人口比で考えるとかなり深刻な問題です。

それに東京をはじめとした大都市では、駅前再開発などがなされると、もう新しいビルには家賃が高すぎて書店は出店できないという問題もかなり深刻だと思います。書店が減っているというと地方ばかりがクローズアップされますが、都会も実は深刻な地域があるということです。

単純に本に触れる機会ということであれば、図書館の充実度も合わせて考えないと不公平な気もしますし、形としての本ではなく中味としての本について考えるなら電子書籍についても顧慮しないと、やはり中立ではないような気もします。

書店が街にないなんて……

という記事はしばしば目にしますが、結局、本屋に限らず、その商店の商売が立ち行かなくなったのは地元の人が利用しなかったからですよね。冷たく言ってしまえば、自縄自縛なんだとも思います。

だから、書店を復活させたからと言って、結局街の人が利用しなかったら数年後、否、数ヶ月後にはまた閉店するのは目に見えていると思います。となると、地方をどうするか、均衡ある国土の発展とはどうあるべきか、そんなことも考えないとならないのかな、という気がします。