2008年8月23日

もうすぐ? やっと?

明日の日曜日で、北京五輪も終わりですが、世間的にはどういう感想を持っている人が多いのでしょうか? もうすぐ終わっちゃう、 それとも、やっと終わる、でしょうか? たぶん、あたしは閉会式だって見ないでしょう。

 

中国の人権問題がどうの、大気汚染・食品汚染がどうの、あるいはウィグルやチベットの民族問題がどうのといろいろ始まる前は言われてましたが、始まってしまうと週刊誌を除いては、日本選手の活躍(とは言えないか?)を中心にして、脳天気に盛り上がっているテレビのタレントたちばかりなので、根っからのスポーツ好きは辟易しているのではないでしょうか?

 

お祭り好きなら楽しめるのでしょうけど、スポーツ好きには、あのうるさいだけのタレント司会者は要らないですね。それに、テレビに登場していなくても、自費なのかどうかしりませんが、いろいろタレントというか芸能人も北京へ行っていたみたいですが、北京での評判ってどうだったのでしょう? 日本人として心配になります。

 

日本のテレビを見てますと、主にお笑いタレントなんかが海外へ行って、くだらないドタバタ道中を繰り広げ、地元の人となんとなく交流しているようなしてないような番組ってよく見ますが、ああいう感じで外国のタレントが日本に来てドタバタロケをしてるのって見たことありませんね。

 

あのての番組って日本だけなんでしょうか? 今回の中国でも、オリンピックとは関係なく、テレビではしばしば北京の王府井や天安門広場、上海の南京路やバンドなんかで撮影している場面って多いですが、どの程度、地元で顰蹙を買っているのでしょうか?

 

それとも画面ではバカなことをやっていますが、意外と日本人撮影クルーってのはおとなしくて礼儀正しいのでしょうか?

 

2008年8月16日

演出に関する見解の相違?

北京五輪の開会式を巡ってはいろいろと問題というか、「実は...」といった話が出てきますね。

 

花火の足跡がCGだったとか。でも、これは見る人が見れば、すぐにCGだとわかるような代物だったようで......

 

歌を歌っていた女の子が実は歌っていなかったとか。アテネでもありましたけど、今回の場合、舞台に立っていた子と実際に歌っていた子が全くの別人だったわけで......

 

少数民族の子供たちが、実はみんな漢民族の子供の変装だったとか。

 

 

これらについては演出担当責任者や中国当局はもちろん一切悪びれもせず演出の一つであると主張していて、「ああ、そうですか」と思います。

 

一方で、それを報道する日本のマスコミの論調は「こんなところにも嘘があった!」といったトーンばかりですね。

 

確かに、人間が自分の能力を限界まで出しきって競い合うスポーツの祭典(←オリンピックを平和の祭典と呼ぶのには、個人的に抵抗があります)である五輪では、当然のことながら開会式のずーっと前から、極論すれば北京に五輪が決定する(した?)時から、スポーツマンシップにふさわしいすがすがしさとかフェアプレイを期待しがちなのは、日本人の心情としては当然なのかもしれません。

 

そういう気持ちからすれば、演出とはいえ「嘘」は許されないと思うのでしょう。でも海外ではどういう報道がされているのでしょう? 「嘘」とまでは言わなくても、やはりオリンピック精神にもとる、という報道が多いのでしょうか? それともこういう反応は日本だけで、すばらしい演出だった、開会式だったという好意的な見方が多いのでしょうか?

 

そのあたりが知りたいものですが、新聞などを見ても出てませんよね。

 

2008年8月14日

北島康介の後ろに......

北京五輪。なんだかんだと言っても、家にいると、ふとテレビをつけて見てしまいますね。で、今日の場合は北島康介の二冠達成!

 

素直におめでとうと言いたい気持ちです。柔道は、やはりあのポイント制がつまらない。もう「柔道」ではなく、立派に別の競技になっている気がします。

 

さて、さて、でも今回の五輪。やはりなんと言っても見所は、そこかしこに登場するアシスタント言うか、案内係やスタッフの中国人女性。

 

かつての北朝鮮美女軍団には作られたサイボーグのような印象がありましたが、今回の中国美女軍団はかなりナチュラルな感じです。それに競技によっては、決して美人とは言えないような......

 

いや、そういうことを書いてはいけませんね。

 

でも、開会式の歌の女の子が口パクだった件で、実際に歌っていた女の子では容姿に問題があるからという理由で、舞台には愛らしい女の子を登場させた基準から見ると、首をかしげたくなるのも素直な感想です。(ちなみに、ネットで出ていた実際に歌唱した女の子も十分カワイイ子だと思いましたが......)

 

で、今日の北島康介の200M平泳ぎ決勝を見ていて、ぶっちぎりの一位で勝った北島がプールサイドに上がってきて、案内役の先導で引き上げていく時、プールサイドで日本の記者からのインタビューに答えていた場面が何回もテレビで流れていましたが、問題はそこです。

 

その時、北島康介の後ろに、お下げ髪で眼鏡をかけたスタッフの女の子、とっても可愛かったです。いかにも13億から選ばれた中国美人というのではなく、どこにでもいそうで、でもきらっと光るカワイイ系の女の子でした。

 

今時、ああいうお下げをしている子って、時折「めざましテレビ」の愛ちゃんがやってますけど、なんかノスタルジックで好きです。それに眼鏡っ子ぶりも高得点を稼いでいたと思います。

 

たぶん五輪ハイライトなどの映像で、今後も画面に登場することがあるでしょうから、要チェックだと思います。

 

2008年8月11日

北京へ行けなかった?

オリンピックと、ウィグル自治区の騒動と、そしてグルジアで何かと盛り上がっているわけですが、個人的には北京でアメリカ人観光客が殺された事件が衝撃でした。

 

いえ、アメリカ人が殺された、ってところではなく、犯人が鼓楼から飛び降り自殺したというところです。鼓楼は、北京の南北軸にある有名な観光地で、天安門、故宮、景山と抜けて、その先が鼓楼・鐘楼なんです。さらに北へ行けば、鳥の巣、オリンピックのメインスタジアムです。

 

鼓楼界隈は、最近は北京の町歩きではちょっとした注目地域で、カワイイお店とかが集まっている地区でもあり、都市化が進む北京の中でも比較的古き良き北京の風情が残っていると言われている地域でもあります。

 

もちろんあたしも鼓楼、鐘楼は行ってますし、見てますし、登ってます。そんな場所で人が死んだなんて......。確かに上まで登って下を見下ろすと、かなり高いところです。下は石畳ですから、落ちたら間違いなく死ぬでしょう、というか死ねるでしょう。

 

 

と、閑話休題。

 

そんなオリンピックで日本人選手は既に、予想通り活躍している人もいれば、全く期待を裏切ってしまっている人もいますね。その最たるものは、やはりサッカーではないでしょうか?

 

男子サッカーがアジア予選を勝ち、五輪出場を決めた時、「男子サッカー、北京へ」といった翌日のスポーツ新聞の見出しに対して、あたしはこのダイアリーで「決勝まで残らないと北京には行けないじゃない」と、意地悪なことを書いたんですが、全くその通りになってしまいましたね。

 

まあ、男子サッカーの場合、予選の会場は天津という北京からは非常に近い、それこそすぐお隣の都市ですから、まあ、北京五輪に参加したという気分に浸ることは出来たかもしれませんが、確か馬術だったかは、検疫の関係で香港でやっているそうですね。

 

それってロンドン五輪なのに、ワルシャワで競技しているみたいなものじゃありませんか? おかしな話です。

 

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