2008年8月26日

ほんとにあった怖い話

フジテレビ系で放送された「ほんとにあった怖い話」、見てしまいました。くだらないとわかりつつ、見てしまうんですよね。

 

本当にあったと言われても、それを実証できるわけでもないし、別にあたしはお化けとか心霊現象を信じないわけではないんですが、恐らくこういった番組などで取り上げられる話の9割以上は科学で説明がつく現象なんだと思います。

 

だとすると、昔から入れ替わり立ち替わり現われて、もっともらしく話をしている心霊家というのか、専門家みたいな人って、どの程度ホントなのかということにも疑問符がついてしまうわけで......

 

この手の番組で数年前に見たものですけど、オフコースのある曲、確か「Yes-No」だったかの最後にノイズのような声が入る、というので番組に投書があり、それを出演者やお客さんなどで聞いて「キャー」というシーンがあったのを覚えています。

 

いまの若い子って、その番組の司会をやっていたタレント(誰だったか失念)も含めてですけど、オフコースってのをそもそも知らない世代ですよね。せいぜい小田和正を知っているだけでしょう。で、その小田和正が昔在籍していたバンドの曲で、といった話の流れだったはずです。

 

でも、あたしのようにオフコースを好き嫌いは別としてリアルタイムで知っている世代にとっては、確かあの曲の最後って、山手線のどこかの駅のアナウンスを、いたずら半分でスタッフかオフコースのメンバーの発案でかぶせた、っていうのは有名な話だったと思うんですよ。

 

なので、あんなのをどっかから探してきて「心霊現象だ」「呪われた曲だ」なんて言って番組が成立しているのを見ると、なんか噴飯ものです。その番組では、そのオフコースの「呪われた曲」を浄霊する霊媒師みたいな人は出てなかったと思うのですが、いたとしたらどうやって浄霊したのでしょう? 笑っちゃいます。

 

 

と、こうまで批判的な意見を持っているんですけど、この手の番組って大好きで、ホラー映画も好きです。スカパー!でも「FOXホラー」チャンネルを契約しているくらいです(爆)。

 

でも、あたし自身はこういった心霊体験とか怖い思いってしたことがないです。全く気配すら感じません。人間にはモテないわけですから、せめて霊くらいにはモテてもよさそうなものを......

 

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