2008年8月11日

北京へ行けなかった?

オリンピックと、ウィグル自治区の騒動と、そしてグルジアで何かと盛り上がっているわけですが、個人的には北京でアメリカ人観光客が殺された事件が衝撃でした。

 

いえ、アメリカ人が殺された、ってところではなく、犯人が鼓楼から飛び降り自殺したというところです。鼓楼は、北京の南北軸にある有名な観光地で、天安門、故宮、景山と抜けて、その先が鼓楼・鐘楼なんです。さらに北へ行けば、鳥の巣、オリンピックのメインスタジアムです。

 

鼓楼界隈は、最近は北京の町歩きではちょっとした注目地域で、カワイイお店とかが集まっている地区でもあり、都市化が進む北京の中でも比較的古き良き北京の風情が残っていると言われている地域でもあります。

 

もちろんあたしも鼓楼、鐘楼は行ってますし、見てますし、登ってます。そんな場所で人が死んだなんて......。確かに上まで登って下を見下ろすと、かなり高いところです。下は石畳ですから、落ちたら間違いなく死ぬでしょう、というか死ねるでしょう。

 

 

と、閑話休題。

 

そんなオリンピックで日本人選手は既に、予想通り活躍している人もいれば、全く期待を裏切ってしまっている人もいますね。その最たるものは、やはりサッカーではないでしょうか?

 

男子サッカーがアジア予選を勝ち、五輪出場を決めた時、「男子サッカー、北京へ」といった翌日のスポーツ新聞の見出しに対して、あたしはこのダイアリーで「決勝まで残らないと北京には行けないじゃない」と、意地悪なことを書いたんですが、全くその通りになってしまいましたね。

 

まあ、男子サッカーの場合、予選の会場は天津という北京からは非常に近い、それこそすぐお隣の都市ですから、まあ、北京五輪に参加したという気分に浸ることは出来たかもしれませんが、確か馬術だったかは、検疫の関係で香港でやっているそうですね。

 

それってロンドン五輪なのに、ワルシャワで競技しているみたいなものじゃありませんか? おかしな話です。

 

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