2008年8月10日

婚姻届

少し前に話題になって、朝日新聞などにも小さく記事が出ていましたが、中国ではこの8日の婚姻届提出が過去に例を見ないほどの数に達しているそうです。

 

今日は10日ですから、「達した」と書いた方がよいのかもしれませんが、8日をさかのぼること数日前の記事では、少し前から受付予約を市内の数か所で始めていたそうですが、08年の8月8日と末広がりが3つ揃い、なおかつ中国の国家的悲願、オリンピックの開会の日に重なるというわけで、その日に結婚しようというカップルが殺到したそうです。

 

まあ、オリンピックも、この縁起のよい数字の並びに合わせて開会式を設定したわけですし、ご丁寧にも開会式の始まりは午後8時(これじゃ20時じゃん、だったら午前8時にすればいいのに、と言わないでおきましょう)にして、あくまで8を揃えたわけですよね。

 

そのくせ、あの鳥の巣、9万人ちょっとの収容人数だそうですね。8万8千人にして、やるなら徹底的に8に拘りなさいよ、と言いたくなりますが......

 

ところで日本ではどうだったのでしょう? 日本も中国と同じ漢字の国。幸いにも「八」なんて簡単な字ですと日本も中国も字形も一緒なので、「末広がり」感は共通してますよね。ですから、日本でも8月8日に婚姻届を出したカップルというのは多かったのではないでしょうか?

 

ただ、日本の場合、それとは別に、たぶん「大安」とか「仏滅」とか、そういうのも気にする人が多いですよね。8日は「友引」でしたが、これってどうなのでしょう? 葬式は絶対避けますよね。道連れが出る、と言われますから。

 

なら逆に結婚にはもってこいの日ではないでしょうか? それに8の末広がりが重なったわけですから、日本でも増えたというような報道が、小さく新聞の片隅にあってもおかしくはないと思うのですが、あたしは見てないですね。あまり関係なかったのでしょうか?

 

ところで北京では予約受付が北京市内の数か所で行なわれたとありましたが、一年以内に相手を見つけてくるから婚姻届出させてもらうなんて無理なんでしょうか? そうでもしないと、あたしはこのまま一生結婚できないのではないか、と思う今日この頃です。

 

先日もある書店で若い書店員の女の子に、「もう結婚しないと達観しているのだと思ってました」と言われてしまいましたよ。すんごいショックです。

 

コメントする