2008年7月10日

五輪まで、あと1か月を切ったわけで

聖火リレーって、今ごろどこを走っているのでしょう?

あれだけ世界中で騒動を引き起こしたのに、その後はさっぱり情報が出てこないのは、なんとも不思議です。それとももう走っていないのでしょうか? そして、あとは開会式まで登場しないとか?

聖火リレーもそうですが、中国の会場・施設などの手抜き工事とか北京の大気汚染とか、あれだけ言われていたのに、本番まで一ヶ月を残すのみにして、そういった指摘されていた問題の検証番組や報道ってのも見あたりませんねえ。

いえ、五輪が終わってからでも構いませんが、実際に問題があったとしたら迷惑を被るのは選手だし、見に行ったお客さんですから、このくらいのタイミングでそういう問題を検証する(どこまで改善されているのか)報道があってもいいと思うのですが......。別に問題が起こればいいと思っているわけではありません。逆で、きちんと対策を立てたおかげで、ほぼ100%解決したと言えるレベルです、となってくれるのが理想なんですけど。


それとここへ来ていろいろ揉めている感のある、サッカーのオーバーエイジ枠。揉めたりするくらいなら、そんな枠、止めちゃえばいいんじゃないでしょうか? だって五輪とは別にワールドカップがあるんだから、オーバーエイジの人は、そっちで頑張ればいいじゃないでしょうか。一切オーバーエイジ枠は認めない、というふうにした方がすっきりすると思うんですけどね。

ちなみに、「ワールドカップ」という名称も、様々な競技で使われているのに、FIFAや一部サッカー狂は、さもサッカーの専売特許な名称だと言わんばかりに、「W杯と言えばサッカーだろ」的な態度をとるのがあたしは大嫌いです。


それはさておき、レスリングのコスチューム。昇り龍だそうで、龍って言えば中国の象徴じゃない、って思いながら見てました。

で、気づいたのですが、テレビの映像でははっきりしないので間違っていたらゴメンナサイね、何に気づいたかというと龍の爪です。爪って言うのかな指って言うのか、つまりそれが4本じゃないですか?

龍の爪が4本か5本かというのは、中国史においては結構こだわるところで、5本指の龍の意匠は皇帝以外使えないんですよね。だから北京(故宮と北海)にある九龍壁は5本指だけど、山西省の大同にある九龍壁は、諸王の作ったものなので4本指だ、というのは有名な話。

その他、龍を意匠に用いる場合、封建時代はかなり神経を使っていたんですが、今回のコスチュームというかユニホーム、あたしには4本指に見えるんですよ。これって、やはり龍の本家本元・中国へ遠慮したんでしょうか?

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