2008年7月11日

2008年07月号

書店に営業に出かけると、しばしば他の出版社の営業マンとかち合います。既に書店の人と話をしているのを発見してしまうと、次の行動に迷います。まだ時間がかかりそうだから今日はこのまま辞去して他の書店へ行こうか、それとももう少し待ってみるか。

どの出版社も近隣の書店から書店へと回りますから、書店の方ができるだけたくさん出社している曜日に来訪が集中するのはやむを得ないところです。だからこそ、できるだけ仕事の邪魔にならないよう心掛けているのですが、却って邪魔しに行っているのではないかといつも心配です。

売り上げにつながるような情報を持って来られたか、フェアのチラシを配るだけで終わっていないか等々、書店の人の気持ちになって。日にわが身を三省しつつの訪問です。でも、まずはお互いに楽しく話ができることが書店回りの第一の目標です。

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