2008年6月22日

大阪にうなぎはあるの?

既にこのダイアリーで何度か書いたかもしれませんが、あたしの勤務先ではこの夏から、地方(東京近郊以外)の書店営業担当エリアが変更になりました。

 

あたしの場合、営業部に移ってからずっと北海道と北東北(青森・岩手・秋田)を担当していて、主として回っていたのは旭川・札幌・青森・弘前・秋田・盛岡といった主要都市だけだったのですが、約5年担当しました。

 

約2年(一年半?)前からはこれに北関東・南東北、つまり茨城・栃木・宮城・山形・福島も加わり、心の中では伊達政宗を超えた(?)なんて思っていました。

 

こういう具合に5名いる営業回り担当者が各自のエリアを持っていたのですが、それがこの夏からほぼ全面的に変更になりました。やめていく人がいて入ってくる人がいるので、数年経つと変更になるのはやむを得ないと思うので、それ事態は構いませんが、南東北などは実質1回か2回しか回っていないので、もう数年は担当したかったという思いもあります。それに長年親しんだ北海道も去りがたいものです(食べ物も美味しいし)。

 

でも、そうも言ってられません。お仕事ですから。

 

というわけで今月はルーチンの出張月間なので、全員一斉に出てしまうわけにも行かないので交代で出張に行ってます。例年あたしは真っ先に出張に出るのですが、今年は他の人との調整やら自分の仕事の都合やらでかなり遅くなってしまい、明日から一週間、京都・大阪への出張です。

 

今度から担当する地域は県で言えば滋賀・京都・大阪・奈良。けいはんなって呼ばれる地域でしょうか(滋賀は?)。京阪神でないところがミソ? 神戸は岡山・広島担当の人間が担当しているので、あたしは西は大阪までなんです。

 

面積としてはぐっと小さくなって負担が減ったような気もしますが、人口や書店の数、規模から言ったら東京圏に次ぐ地域です。それに語学書を大きな柱とするあたしの勤務先にとっては大学生協(生協以外の大学内書店も含め)も大きな得意先ですが、その大学の数も東京の次に多い地域です。ちょっと責任も重くなるような......

 

編集部にいた頃、毎年秋に来年度の教科書の採用を期して大学の先生訪問をしていましたが、ほぼ10年、あたしは大阪地区を担当していました。その時に何回か京都や奈良、神戸を回ったことがあります。生協に顔を出したことも数回ありますが、いわゆる営業としての書店回り、生協回りは全く未知の体験、ちょっとドキドキします。

 

なにせ、人並み外れて「人の顔と名前を覚えない」あたしですから、会う人はすべて初めての人という今回の出張は精神的なストレスたるや、ちょっと胃が痛くなってきます。

 

それでも営業部に移って5年、初めて北海道・東北を回った時や、南東北などが追加になった時に比べるか、ずいぶんと気持ちに余裕があるなあと思います。

 

さて、大阪と言えばなんでしょう? あまりお好み焼きとかたこ焼きを食べたいとは思いません。「はも」はこの時季どうかしら? あとは関西風の鰻も賞味したいところです。

 

でもネットで「うなぎ」と検索しても「大阪では珍しい江戸風の鰻」なんてものばかりがヒットします。「まむし」などのキーワードで検索しないと、いわゆる関西風のうなぎはヒットしないのでしょうか? 別に江戸風だっていいですけど、せっかく大阪に行って関西風を食べずに関東風を食べるなんて......。

 

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