2008年5月24日

過保護者?

朝日新聞の夕刊に載ってましたけど......

 

 

「過保護者」って言葉、初めて知りました。過保護な保護者ってことみたいですね。

 

何年も前から「モンスターペアレント」なる言葉が新聞や雑誌などでも盛んに使われていますが、多くの場合、幼稚園や小学校に子供通わせている親たちのことを指して言われていたと記憶しています。でも、この「過保護者」の子供は、なんと大学生です。

 

記事を読んでいる限り、確かにあり得るなあ、と思う事例ばかりです。考えてみると、自分のこともの悪いところを棚に上げ、さらには自分の躾の失敗を棚に上げて学校や教師に食ってかかる「モンスターペアレント」が認知されるようになってからだいぶ経ちますので、その子供たちが大学に通うような年齢になったと考えれば、すべて納得がいきます。

 

しかし、子供が小学生くらいまでなら心配するのもわかりますが、もう大学生でしょ。子供の休みの連絡を親が電話してくるってどういうことよ。そもそも大学にいちいち欠席の連絡なんかしないでしょ、ってのが、あたしの常識というか経験則です。

 

まあ、子供が小学生だった頃の、つまりモンスターペアレントと呼ばれた頃の行動も、理解不能、無理が通れば道理が引っ込むってな感じのものが多かったですから、子供が大学生になったって変わるわけがないですよね。

 

それにしても大阪大学教授のコメントは、かなりこういった親たちに優しいですね。まあ、学生が入ってくれなければ大学も倒産(廃校?)の危機が迫るわけで、親が払ってくれる学費でおマンマ食ってる大学教授としては、せいぜい親のご機嫌は取っておかないとならないのでしょうね。

 

たぶん、親たちは、なまじ知恵があるだけに、そういうところを見透かして、無理難題を言ってくるのでしょう。昔、昔は「学校の先生はエライ」って、どこの親も無条件で信じ込んでいましたからね。

 

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