2008年5月31日

解約

なかなか晴れませんねえ。

 

天気予報では、昨日は晴れなくとも雨は上がって曇り空のはずだったのですが、結局一日、なんとなく小雨というか霧雨が降っている感じでした。

 

いい加減、いやになります。今日はもっと雨が強くなってますし......

 

そんな中、雨をものともせずに、あたしは午前中に近所の(というほど近くはないですが...汗)ドコモショップへ行ってケータイの解約をしてきました。

 

もうずいぶん前から使っている「FOMA M1000」です。

 

ケータイと言うよりは、いわゆる「スマートフォン」という範疇に入る製品で、これを何で持っていたかと言いますと、それ以前に使っていたPDA、東芝のGenioが壊れてしまったのと、M1000は海外でも使えるという当時としてはかなり先進の機能が搭載されていたからです。

 

一般のケータイは、ケータイのメアドでしかメールが送受信できませんが、スマートフォンですとPCのメアドの送受信が可能なので、出先でのメールチェック、特に出張時のメールチェックに重宝していたんです。

 

それとこの数年の訪中時に、M1000はそのままで(現地へ行って電源を改めて入れると)通話可能なんです。北京に友人がいるあたしとしては、「北京に遊びに来たよ」とか、帰りの空港で「じゃあ、また来るね」といった連絡をするのにも、便利なことこの上なかったのです。

 

昔は北京のホテルって、部屋の電話から北京市内への電話は無料だったんですよね。それが何年か前から請求されるようになって(←当たり前のことですが...)、だったらいっそのこと外出先(北京の町中)でも使える機種はないかなという感じで製品を探していたら、M1000が目に留まったというわけです。

 

結局、都合何年使ったのか覚えていませんが、電話としては上述の如く中国へ行った時に多少使った以外、日本国内では電話として使ったことは全くなく、お別れとなりました。長いことお世話になりました、という感慨はあります。

 

で、その解約をしにドコモショップへ行ったわけですが、面倒なので、ケータイを置く台、マニュアル類一式もすべて持って行って引き取ってもらいました。

 

ケータイ本体は、その場で穴を開けて使えないようにしてしまうんですね。驚きました。

 

最近はケータイの中で使われているレアメタルを回収するので、ケータイ各社は本体の回収に努力しているというニュースを聞いたことがあったので、あえて何から何まで持って行ったのですが、見ている目の前で穴を開けてしまうとは......

 

あれで、レアメタルと取り出す時にやりにくくなったりしないのでしょうか? そんなことを思いつつ見つめておりました。

 

2008年5月30日

今日の配本(05/30)

●ネイションという神話

題名からだと内容がつかみにくいかもしれませんが、つまりは「民族とはなにか、国家とはなにか、ナショナリズムとはなにか」ってことをヨーロッパ中世に遡って考察した本です。世界各地の民族紛争などの背景には、しばしばヨーロッパ的国民国家観の矛盾があると言われますが、そういう問題の本源を探っていると言えばよろしいでしょうか?


●ユニセフではたらこう

少し前に出した『国際協力師になるために』がロングセラーです。シニア世代の第二の人生として、あるいは高校生や大学生の海外ボランティア活動として、国際協力に注目が集まっているからだと思います。本書は、そんな中もう少し公的な機関であるユニセフで活躍した著者によるユニセフ入門書です。意外とこういう本ってなかったのでは?

2008年5月29日

ズルいと思う

毎週水曜日は、朝日新聞のウェブサイトで、次の日曜日の読書欄で取り上げる書籍が発表になります。

 

ここを見て書店員さんが発注をかけてくるなんて、今は昔。

 

最近では日曜日の実際の売れ行きを見定めて、月曜日に電話やファクスで注文というお店が多いです。出ないよりは出た方がマシではありますが、朝日新聞書評の影響力が以前に比べてかなり落ちているわけです。

 

だた、朝日の影響力が落ちている、という面も確かにあるのでしょうが、むしろ全体的な傾向として、本を買わなくなったという方が当たっているかもしれません。

 

 

で、その朝日書評欄ですが、以前から気になっていたのですが、このところまた数週間連増で朝日新聞社の本が登場していますよね。

 

確かに先日朝日新聞社とその出版部門は別会社になったわけですけど、そんなのは建前だけで世間の人もそんな風には見てません。

 

ですから、朝日新聞の書評欄で朝日新聞の本を取り上げるってのは、滑稽な自画自賛でしかないと思うんですよ。

 

これも以前にこのダイアリーで書いた気がしますが、確かによい本なら自社の本でも厭わず取り上げるべきという理想は理解できますが、それはそれ、これはこれ、やはり朝日の本を取り上げるのは「反則」なんじゃないかと思いますし、書評委員の方の見識を疑います。

 

中国の五大小説(上)

岩波新書『中国の五大小説(上)』読了。

 

感想はこちらです。

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