2008年4月23日

エコライフ?

今日は新刊『クルマのない生活』の見本出しの日でした。

 

あ、見本出しと言っても、出版業界の人でないとわかりませんよね。本というのは、発売の数日前に、この業界の流通業者である取次へ持って行って、ちゃんと流通できるように事前に登録・申請してもらいます。これを「見本出し」と言います。

 

あたしの場合は飯田橋界隈にあるトーハン、太洋社、大阪屋の3軒を回るのですが、今回の新刊がエコ・エッセイだからでしょうか、大阪屋で見本出しを終わって戻る時、ちょうどエレベーターの脇の窓から何気なく外を眺めました。

 

見本を出しに行く窓口は5階にあるので、結構見晴らしもよく、特に今日は気持ちよい天気だったので、特に爽やかな気分で眺めてました。

 

で、ふと眼下を見やると民家の屋根がたくさん並んでいますが、見た限り屋根にソーラーパネルを載せている家、マンションなどは皆無です。

 

ソーラーパネルを使うとどれくらい地球に優しいのかわかりませんが、こんなに天気のよい日に、日当たりのよい大きな屋根があっちこっちにあって、それなのにどこもソーラーパネルをつけてないなんて、ちょっともったいない気がしました。

 

こういうところにこそ、国や都は補助金を出したらよいのではないでしょうか? 税金の使い道と言えば新幹線と高速道路のような箱モノしか思い浮かばない政治家や役人には無理な発想でしょうか?

 

そういえば、このところガソリンがまた値上がるというような新聞記事が出てますが本当でしょうか? 確かに4月からガソリン税などの税金がなくなって税収に穴が開いているでしょう。そして、そのために道路が造れないとかいろいろ地方の政治の現場に影響が出ているのでしょう。

 

でも、たぶん庶民の意識としては、そのくらいの金額、さんざんいい加減な税金の使い方をしていた役人や政治家たちが自腹を切って補填すればいい、と思っているはずです、きっと!

 

コメントする