ナイフ投げ師、出来ました!
この本、ミルハウザー作、柴田元幸訳ということで、ある程度の売り上げは見込んでいましたが、いまやそれをはるかに超え、たぶん08年上半期の外国文学では最も売れた書籍ではないでしょうか? (ミステリーや文庫などは除く)
モンキービジネスが発売になり、俄然注目、時の人となった柴田さんの実は翻訳作品としては最新作が『ナイフ投げ師』なんですよね。
というわけで、明日の集品で取次に搬入になりますので、早いお店なら今週中に届くのではないでしょうか?
=染井吉野ナンシーの官能世界=
2008年4月30日
2008年4月29日
前回書いた高電社のPDAソフト「トラベルウォーカー」の<グルメ辞典>への要望ですが、考えてみますと、難しい問題があるのに気づきました。
中国語の料理名から引けるようにしたら、と書きましたが、そうなると中国語入力システムが必要になるんですよね。もちろんある程度の漢字は日本漢字でもいけますが、結構よく使う簡体字ってのもありますから、どうしても中国語入力システムは必要になるでしょう。
でもそうなるとプログラムというか製品そのものも大リニューアルと言いますか、根本的に設計し直さないとならなくなりそうですね。そうなると当然お値段にも跳ね返ってくるわけで......
さてさて、あたしの家はスカパー!光を契約しているのですが、その5月の番組表を見てましたら「ホームドラマチャンネル」で中国ドラマ「再見」が始まるじゃないですか!
CSは中国語放送のチャンネルもありますが、そうでないチャンネルでも意外と中国映画とか中国ドラマとか放映しているんですね。韓流には負けるかもしれませんが、探せばあります。
で、この「再見」と言えば、あたしの好きな香港のアイドル歌手・女優のジジ・リョンちゃんが主演した映画で、このドラマは中国でドラマとして作られたものだそうです。だからジジ・リョンちゃんは当然出ていませんし、キャスティングも映画とは全く異なるわけですが、ちょっと期待大です。
映画「再見」は試写会のチケットをもらったので見に行ったのですが、号泣してしまいました。会社でどんな映画だったか聞かれて泣けたと答えると「映画よりも、映画を見て泣いてるあんたを見たかった」と何人もの人から言われました。
それが5月から毎週日曜2回ずつ、全20話の放送となるわけです。これはDVDに録画しながら見たいなあと思います。
また泣いてしまうかもしれませんが......
中国語入力ソフト「チャイニーズライター」で有名な高電社のモバイルPC向けソフト「トラベルウォーカー 中国」を試してみました。
起動するのに若干時間がかかるなあ、というのが第一印象です。これ、もう少し早くならないかしら、と思います。もちろん、どんなモバイルデバイスを使っているか、そしてそのデバイスのメモリやCPUなどに左右されているのでしょうけど。
さて、この中でグルメ辞典というのがあります。魚料理、肉料理、前菜などメニューを選択していって該当の料理にたどり着くわけですけど、確かにこれはこれで便利です。
でも、このソフトは実際に中国旅行の際に、PDAなどに入れて持って行き、現地で使うのを想定しているソフトですよね。そうなると、「肉とピーマンの細切り炒め」なんていう日本語訳された料理名で引く使い方が果たして便利なのでしょうか?
実際に現地でメニューを見たら当然中国語で書いてあるわけですから、その中国語を入力して、それがどんな料理なのかが調べられるようになっていた方が便利ではないでしょうか?
もちろん同じ料理でも中国語の料理名は千差万別、お店によって微妙に違っていることもしばしばです。入力した料理名が常にヒットするとは限らないでしょう。
でも同じ料理なら何文字かは同じ漢字を使っているはずですから、入力された連想して似たような名称の料理を候補として表示するくらいはできるのではないでしょうか?
そういう使い方ができると、より現地での使い勝手が高まるのではないでしょうか?