2008年3月 8日

スマートフォン

家にいる時は、デスクトップのパソコンを使っていて、会社でもそうです。プライベートのアカウントも勤務先のアカウントも、どちらも勤務先と自宅、両方で送受信できるように設定してあります。ここまでは問題ないのですが、問題は外出時です。

 

出張や書店回りの途次、メールチェックはもっぱらスマートフォンでやっています。DoCoMoの「M1000」というモトローラ製のスマートフォンです。

 

なんでこれを使っているかというと、以前は東芝のモバイル端末「Genio」を使っていたんです。これにDoCoMoのP-inというPHS型のアンテナ(モデム?)を取り付けてメールの送受信をしていたんです。

 

ところがこの「Genio」が壊れてしまい、さてどうしたものかと思っていた時に、この「M1000」が発売になり、機能は900シリーズなどに比べるとやや劣りますが、一応はFOMAだし、なんといっても海外(特に中国)でも使えるということだったので、「Genio」から乗り換えるにはちょうどいいや、と決断したわけです。

 

同じDoCoMoなのでP-inからの機種変更という扱いでしたし、別途ふつうのケータイもDoCoMoのを持っていたので家族割の適用も受けられて、それなりにおトクでした。

 

ところが、このM1000もだいぶ疲れてきました。なんかWindowsVistaと相性がよくないみたいですし......。そろそろ買い換えかな(?)なんて思っています。

 

ところが、ところが、日本って相変わらずスマートフォンの進化が止まっているというか、遅々として進んでいないみたいですね。この春にはDoCoMoから新しい製品が出るみたいですが、900シリーズとの差はますます広がっている感があります。

 

ところで、スマートフォン何に使うの? というそもそもの出発点ですが、中国で使えるという点に関しては905シリーズ以降、DoCoMoのFOMAはほぼ全機種海外使用対応になっていますので、既にこのM1000のアドバンテージはありません。

 

住所録としては重宝しています。これは今後も使いたい機能です。で、肝心なのはメールチェックです。あたしみたいにPCでメールチェックをするのが基本の人間にとってはケータイのメールなんてやってられません。G-Mailに転送して云々という話も聞いたことありますが、なんか面倒くさそうで、ちょっと敬遠気味です。M1000の場合、普段のメールの設定をM1000でもやっておけば、同じように送受信が出来るので、やはり便利です。

 

住所録的な使い方であるなら、かつて一世を風靡したザウルスのような電子手帳がいいのでしょうけど、結局ネット環境をどう築くかということがネックになります。その点では本来が電話であるスマートフォンはモデム的なものを持ち歩かなくても済むので、そこがメリットだと思います。

 

もちろん最近は公衆無線LANも整備されてきていますが、どこでも誰でも気軽に使えるのかというとまだまだ制限が多いですよね。

 

ところで結局のところ「WindowsMobile」機に拘っていない(?)と聞かれそうですが、はい、そのとおりです。拘るのには理由がありまして、高電社という会社の「翻訳ウォーカー」などの製品を使いたいからなのです。

 

高電社といっても知らない人は多いと思いますが、中国語や韓国語のPC用ソフトを販売している会社です。PC用だけでなく、PDA用のソフトも作っていまして、それが上記の製品です。

 

WindowsMobile用の製品なんですが、中日・日中辞典が収録されたソフトですので、これをWindowsMobileベースのスマートフォンにインストールすれば、スマートフォンがあっという間に中国語の電子辞書に早変わり、という寸法です。

 

なので、WindowsMobileのスマートフォンを物色しているんですけど、これというのはないですね。この春にDoCoMoは新製品を二機種出すそうなので、それに期待していますが、一番期待しているのはメールも出来るようになったiPodTouch用に、高電社が製品開発をしてくれることです。

 

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