2007年12月14日

編集力

最近読んだ学研新書なんですが、その内容についてはおくとして、文章があまりにもひどかったので閉口しました。

著者自身の書きぶりというのもあるんだと思います。かなり乱暴な書き方で、内容といみじくもマッチしていました。ただ、ワープロで書いたにしては、ワープロ的な誤変換ではなく、どうみても初歩的なミス、というかどうしてこんな漢字を使ったの(?)という根本的な疑問がわきます。

それに、極めて読みにくい送り仮名の振り方。てにをはのミスも散見されます。

学習参考書をたくさん作ってきた天下の学研が、こんないい加減な本を作っていてよいのでしょうか? 著者の原稿で誤りがあったのだとしたら、編集者がチェックするのが編集の仕事ってものではないでしょうか?

その本については、本の内容そのものにもまして、そういった外見的なことで信を置けませんでした。

あたしの勤務先で出している本も、そんな風に言われないように気をつけなければ!

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