2007年12月31日

あっちにもこっちにも

この時季は特番やら再放送やらが多いテレビ業界ですね。

この午後、ふと見ると、今年の正月に結局全編見通してしまったテレビ東京の時代劇「忠臣蔵」、やってますね。主演は稲森いずみちゃん。昔は天然な役が多かったのに、この数年はしっとりとしたオトナの女性の役が多くなって、あたし好きです。美しさと可愛さを併せ持っている感じがします。

そんなことより、裏番組の「華麗なる一族」にも稲森さん出てますよね。こちらもしとやかな感じのいい女じゃないでしょうか?

つまり稲森さん、再放送ではありますが、同じ時間帯に二つの番組に出ているんですね。「風林火山」はどうだったかしら?

でも、そう思ったら、北大路欣也だって両方に出ていますよね。どちらも準主役です。それにこの人、フジの「ライアーゲーム」にも出ているじゃないですか! なんと3番組同時出演。スゴイです。

2007年12月30日

あたしは犬派

『犬身』をようやく読み終わったわけなんですが、そもそも読んでみようと思ったのは、営業回りの途次、とある仲良しの書店員さんから勧められたからなんです。

ちなみに、勧めてくださったその書店員さんは女性で、いつぞやは『鉄塔武蔵野線』も勧めてくれました。

曰く、あたしがはまるタイプの小説だ、とのこと。

はまったかどうかはともかく、面白く読めましたね。やや長かったですけど、そんなに退屈はしませんでした。

で、書店員さんと最近読んだ本をの話をしていて、「で、犬になりたいと思った?」なんて聞かれましたけど、実際あたし動物になろうとか、なりたいっていう願望はありません。

犬になって大好きな人にかわいがられたいなんて、確かに人間である現状では四十過ぎまで独身を貫かざるを得なくなってしまいましたし、いっそ犬になった方がかわいがってくれる人も現われやすくなるのかしら、なんて思わなくもありません。

ただ、あたしの場合、猫か犬かと聞かれれば「犬です」と即答できるほど犬派ですけど、決して昨今のペットブームのように犬を飼いたいとは思いません。

今でこそ一軒家に住んでいますが、生まれた時から大学四年までずっとアパートや団地住まいだったので、小鳥くらいは飼えても犬などは飼うことはかないませんでしたから、犬を飼いたいという欲求はずっとありました。

でも、室内犬を飼うような気持ちは一度も持ったことはありません。犬はやはり大きくて、庭で飼うもの、という考えがあたしの中では支配的です。飼うとしたらセントバーナード、シェパード、コリーなどの中型か大型犬が希望なんです。家の中で飼うなんて、ましてや洋服を着せたり「○○○ちゃーん」なんて猫なで声で呼びかけるなんて、想像もできません。

なので、犬好きとはいえ、この小説に出てくるような小さな犬には、正直あまり魅力を感じないのです。主人公はどちらかというと華奢なタイプの女性の一人暮らしですから、秋田犬とかシェパードなど大型の犬を飼うなんて、小説的にも実際にもちょっと難しいでしょう。主人公の飼う犬、つまりもう一人の主人公が生まれ変わった(?)犬が室内犬なのはやむを得ないと思います。

犬が室内犬という設定であった時点で、既にあたしは感情移入できなくなっていましたが、読後、街を歩いていて散歩されている犬を見かけると、もしかしてこの犬も人間が変化して犬になったものではないかしら、などと思ってしまいます。しばらくは、そんな妄想から抜けられそうにありません。
 

2007年12月28日

今日の配本(12/28)

●犬は鎖につなぐべからず

岸田國士の一幕劇数篇をケラさんが一つの作品に仕立て直した戯曲です。

2007年12月26日

週刊文春

週刊文春を読みました。

あれ、今日は水曜日。いつもは木曜発売じゃなかったっけ? そうか、年末だからか、などと一人納得。

で、読んだのは、東海林さんと岸本佐知子さんの対談。

相変わらず、奇をてらわなくても奇になってるなあ、岸本さんは。だから『奇になる部分』というのか。


文春とは関係ないですが、これまでミクシィ内に「『気になる部分』賛」というコミュニティがあったのは知っていましたが、とうとう「岸本佐知子」という、そのものズバリのコミュニティも出来ていました。

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