2007年11月21日

お勉強会

出版社が作っている団体に人文会というのがあります。そのものずばり、人文書を出している出版社の団体です。

人文書って、やはり世間ではお堅いイメージがあるようで、時にベストセラーもありますが、全体的には地味な、否、渋い本が多いです。

ただ個人的には、人文書と言っても哲学・思想ばかりではなく、歴史なんてのもその一分野ですから、その方面は日本人の歴史好きもあって、盛況なんじゃないかと思います。

さて、その人文会。今日は昼からくまざわ書店チェーンとの研修会が行なわれ、あたしんところの担当者が別の仕事で参加できないので、代理であたしが参加してきました。

あらかじめくまざわ書店さんから具体的な要望や疑問、意見などをアンケートで募り、それに対して人文会の会員各社の人間が適宜答えるという形式で進められ ましたが、あたしなんか中国思想を除いたら全く門外漢。立場的にはくまざわ書店の人と同じで、他の出版社の人が答えているのを「へー」「ほー」「なるほ ど」という感じで聞き入っておりました。

質問事項が多岐にわたり、数も予想以上に多かったので消化しきれないところがあったのが残念でしたが、こういう勉強会を繰り返していくと、数年後には見違えるような人文書の棚ができているのではないでしょうか? って、そう簡単なものじゃない?

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