2007年10月27日

工作?

ちょうど一週間後の来週土曜日、三省堂書店有楽町店で岸本佐知子さんのイベントがあります。

その前の火曜日30日にジャネット・ウィンターソン著、岸本佐知子訳の新刊が発売になるので、それを記念してのイベントです。

今回の新刊を記念して、いくつかの書店さんでは岸本佐知子フェアを展開してもらうことになっています。

著作である『気になる部分』(白水社刊)、『ねにもつタイプ』(筑摩書房刊)の他、上に挙げたウィンターソンやニコルソン・ベイカーなど岸本さんが翻訳された作品を一堂に会して展開してもらう、という趣向です。

ただ、単に本を並べただけでは面白くないです。各店、ディスプレイにはそれぞれ工夫を凝らしてくれるのでしょうが、版元としても何かプロモートできないかと考え、小冊子を作りました。

これまであたしの勤務先で出してきた岸本さんの著訳書の簡単な紹介を一冊にまとめたものです。全作品表紙カバーの画像と「訳者あとがき」からの抜粋を載せてあります。

この小冊子を展開してくれる書店さんに送って本と一緒に並べてもらうつもりです。もちろん、この小冊子は無料頒布です。見つけた方、是非手に取ってみてくださいませ。そして、できましたら、小冊子だけではなく、興味を持った一冊も手に取り、レジへお進みください(笑)。

ところで、岸本さんフェアを展開の書店にはこの小冊子でも十分ではないかと考えているのですが、トークイベントをやる有楽町の三省堂はどうしようかなと、さらに考えました。小冊子はもちろん有楽町店でも並べてありますが、うーん、それだけでいいの(?)と個人的には思っているんです。

ちなみに、小冊子はB6判、全16ページのフルカラー、というやや豪華版(!)です。(←勤務先のカラーコピー機フル稼働!)


そこで何か安上がりで簡単にできそうなおまけを考え、たまたま見ていたサイトで見つけた道具を使って作ってみました。

じゃん!(←これは毎朝のめざましテレビの「みなもと」コーナーの中野美奈子風)

カンバッチ

わかりますか? カンバッチです。英語の綴りからすると「バッヂ」が正しいのかもしれませんが、日本語としては「バッチ」ですよね?

まあ、それはいいとして、今回の新刊『灯台守の話』のカバーを使ったカンバッチを作りました。これを当日のトークイベントではご来場の方にプレゼントしたいと勝手に夢想中です。

えっ? 要らない?

……涙。(T_T)

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