2007年10月20日

安易な質問

ミクシィのコミュニティとかネットの掲示板とか、以前だったらニフティのフォーラムなど、わからないこと、知らないことを気軽に聞けて、結構きちんとした答えがすぐにもらえる、という場がネットには数多く存在します。
 
え、あたし、以前もこのダイアリーで書いたのですが、あまりにも安易に答えを求めすぎではないかなあ、という書き込み(質問)が多いと感じます。

もちろん、あたしだって、そういう場を使って、わからないことをポストすることはありますし、ド素人質問に懇切丁寧に答えてくれた方には本当に感謝しています。
 
もしかすると、かなり無礼な聞き方、あるいは他人任せなき着方をしちゃっていたかもしれませんので(←こういうことは、得てして本人は気づきませんから)、他人を責められた義理じゃあありませんが、やはり目に余るものってのがありますね。
 
あたしの場合、中国関係の場が多いのですが、北京・上海などのスポットについて尋ねるような聞き方はまだわかります。ネットの良さは、今まさに現地にいる人も参加できることで、海外の場合は本当に役に立ちますし、実際に行かなくても、そういったやりとりを読んでいるだけで、旅行したような気分にさせてもらえます。
 
ただ、目につくのは(目に余るのは?)、「……………(←日本語)」は中国語で何というのですか? といった類の書き込みです。本人は謙遜しているつもりなのか、「まだ中国語よくできません」とかって断わっているんですけど、そもそも中国語できない人間ならそんな文章使う必要もないだろう、などと意地悪く思ってしまうこともあります。
 
少なくともこの手の質問をする場合、ひとまず自分で作った中国語を提示するのが最低限の礼儀ではないでしょうか? また短い文章の場合、前後関係で表現もかなり変わってきますから、そのあたりの補足あった方がよいと思います。
 
単語の意味を尋ねている書き込みもありますが、「あんた、辞書引いた?」っていう感じの質問もかなりあります。ネットで見つけた新語なら辞書もフォローしきれないでしょうから、こういった場で聞く(話題を提供する)のもわかりますが、それでも自分なりの解釈とか、前後の文章も一緒に提示するなどしないと聞かれた方だって答えようがないと思うのですが…。
 
こういうことにばかり目が向いてしまうのは年をとったせいでしょうか? ただ、この十数年来、若い子は受験勉強の悪影響なのか、手順ではなく答えだけを安易に求める傾向があると聞きます。こういうネットの書き込み(質問箱?)でも同様なんでしょうね?

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