2007年8月16日

浴衣と花火

このところ、といっても最近一週間くらいの話ではなく、このひと月くらいの話なんですけど、書店回りの途次、浴衣姿の女の子を見かけることが多くなりました。

時間的に言えば、「よし、あと1軒か2軒回って終わりにしよう」という感じなので、夕方と言える時間ですね。そんな、こちらとしてはそろそろ帰宅モードにギアチェンジしかかった時間帯に、浴衣姿の女の子を見かけます。

一人の時もあれば、女の子の二人連れ、三人連れのこともありますが、一番多いのは男連れ、つまりカップルです。男の方も浴衣を着ている場合もあれば、そうでない場合もあります。

行き先は、なんて野暮な質問はやめましょう。十中八九、花火大会でしょうね。海岸付近での花火が多いのか、小田急線でよく見るような印象を受けますが、それは気のせいでしょうか?

そうか、世間は夏休み。オトコとオンナは連れだって花火を見に行くものなのね。そんな感じです。

だからといって、別段、羨ましいとは思いません。強がりなんかじゃないです。

昨年も書いたかもしれませんが、あたし、花火を見に行くということの面白さがわからないんです。別に家の窓から花火が見えるというのであれば、もちろん見るでしょう。あるいは庭先で線香花火をやったりするのが嫌いというのではありません。

ただ単純に隅田川なり、どこぞの河原や海岸なりに、わざわざ花火を見に行く気がしれないのです。

あんな暑い中、人混みの中に出かけていって何が楽しいの? そう思います。思いませんか?

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