2007年8月 3日

うなぎです

土用の丑はとっくに過ぎてしまいましたが、ようやく鰻を食べました。

土用の丑の当日では、鰻屋さんもいつものような丁寧な調理はどうしてもできにくくなるでしょうから、やはり当日は避けるべきではないかと、勝手な講釈を垂れていますが……

さてさて、今回行ったのは東京は荻窪にあります名店「安斎」です。蒲焼きと白焼きの二種類しかないメニューながら、その人気はすごいものです。5時半過ぎにお店に行ったのですが、もちろん一番乗り。それなのに引き戸には「本日は売り切れました」という張り紙がありました。

えーっ、と思いましたが、つまり予約ですべてはけてしまっているんですね。恐るべし。7時過ぎにお店を出るまでに他には3組程度しかお客を見ませんでしたけど、毎日いったいどの程度の鰻を仕入れているのでしょうか?お客の数から勘定すると十匹程度ではないかと思えますが、そのくらい選びに選んだ鰻だけを使っているのでしょうね。

専門店ならどこもおいしく感じる鰻ですが、安斎の鰻はほくほくの柔らかさでしつこさがまるでないです。鰻って、変なお店で食べると、皮がゴムみたいにかみにくい時があったり、小骨が妙に口に残ったり、あるいは臭みがあったりするものですが、さすが安斎ではそんなことはありませでした。うん、また来よう!

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