身も蓋もない本?
本屋で見つけて思わず買ってしまいました。
うーん。なんというタイトルでしょう。じきに読み終わってしまうほどの小著ですが、内容はいたって真面目。むしろ悲壮感すら漂います。
それなのに確かに社会も政治も冷たいよな、という気がします。つい先日も、日本人のセックスレスが話題になっていましたが、本当に「ヤラない」国なんですね、日本は。
でも、この問題、日本だけなのでしょうか?
『40歳の童貞男』
こんな(↑)映画もありましたよね、あたしは観てないですけど。意外と世界的な(少なくとも先進国においては)問題なのではないでしょうか?
童貞が増えているってことは、当然、処女も増えているんでしょうね? なんか、もし仮に現在が中世であれば、生涯不犯(←「しょうがいふぼん」で変換できないなんて、ATOKのバカ!)の聖人君子や聖女たちがうじょうじょいるって感じなのでしょうか?
それにしても、同書にも書いてありますが童貞であることを隠さないとならない社会、処女の場合もある年齢まで来ると同様な心理なのでしょうか? どちらも当事者にとっては深刻な問題なのでしょうが、それでもまだ女性の処女の方が社会的にも許容の幅が広いんじゃないかと思いますが如何でしょう?
昔、たぶん、高校時代だったと思いますが、何かの本で読んだのですが、オトコは「童貞を捨てる」と言い、オンナは「処女を捧げる」と言うと書いてありました。もう20年以上までに読んだ本ですから、このような意識が今も残っているとは思いませんが、その本では「性表現のこの違いが、男女の性に対する意識の違いを表わしている」といったようなことも書いてあったのを、思い出しました。
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