2007年6月 9日

フラ語とは?

もうじき(あとひと月くらい?)、フラ語シリーズの新刊が発売になります。(詳しくはあたしの勤務先のウェブサイトを!)

ところでこの「フラ語」。

もちろん、あたしんところ語学書では抜群のベストセラーシリーズで、多くの書店で面陳、平積みをしてもらってますが、今回新刊の案内をしていて、ごくごくまれに「ハワイの言葉ですよね?」という発言に遭遇しました。

ずっと語学の担当だった方の場合はそんなことはないのですが、最近外国語参考書の担当になった方の場合、そういう勘違いを犯しやすいみたいです。

確かに、この数年、フラダンスを中心に改めてハワイが見直されていて、ちょっとしたブームが起きています。他社からも「ハワイ語」と銘打った書籍が数冊刊行されているのも知っています。

「フラ」と聞けば、「フラダンス」→「ハワイ」、「フラ語」→「ハワイの言葉」という連想なのはよくわかります。

でもね、「フラ語」と言えば「フランス語」でしょう? あたしなんかの世代ですと非常に抵抗ありますけど、昨今の学生は何の疑問も抵抗も感じずに「今日の 2限、フラ語だよね? 予習やってきた?」なんて会話をしているわけでしょうから、「フラ語」=「フランス語」だとわかってほしいものです。

中国語は「チャイ語」、これはあまり誤解がないのでしょうかね? 「フラ語」の場合、なまじ「フラ」という言葉が最近人口に膾炙してしまったからいけないのでしょうか?

さてさて、お近くの書店の語学の棚はどうなっているでしょうか? えっ、うちの近所の本屋には「フラ語」シリーズなんて置いてないですって?

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