デパート戦争？
ゴールデンウイークの後半戦スタートです。特に出かける用事もないので家でのんびりしておりました。
ぼーっと見ていたテレビのニュースで、新宿のデパート戦争のことが取り上げられていました。そういえば、このところ新宿の高島屋が改装したというニュースを何回か見た覚えがあります。
新宿のデパートは、伊勢丹がダントツの売り上げで、二位が小田急、三位が京王、四位に高島屋で、五位が三越なんだそうです。
二位の小田急と三位の京王を合わせても伊勢丹を下回るというのですから、伊勢丹のダントツぶりには驚かされます。
ニュースではほぼ一年後に新たな地下鉄が開通し、その地下鉄が池袋から伊勢丹の真下、新宿参丁目駅を経由して渋谷に乗り入れるということで、今後ますます伊勢丹が売り上げを伸ばしていくんじゃないかとと予想していました。
そんなもんかもしれませんね。でもＪＲの新宿駅も、このところ徐々に徐々に南にずれていますよね。以前は高島屋がかなり離れた位置にあったような印象を持っていましたが、最近は新宿駅の真横って感じすらします。
業界では日本最大手の高島屋が、こと新宿では伊勢丹に大きく水を空けられているというのは、かなり悔しいのでしょうね。高島屋の店長と改装の責任者の二人を密着取材した映像も流れていました。
あたし、それを見ていて思いました。今やデパートって女性のお客さんで持っているわけですよね。つまり女性の視線、目線を徹底的に意識しなくちゃいけないわけじゃないですか。
それなのに、改装の陣頭指揮を執っているのが、いい歳をしたオヤジの店長と中年にさしかかり始めた男性課長じゃあ、どうなのよ、って思うんです。もちろん、この二人の下に優秀な女性スタッフが大勢控えているんでしょうけど、あんなオヤジの店長の感覚で「これはダメ」「あれはダメ」なんて言ってて、高島屋さん大丈夫（？）って感じましたよ。
それにしても、小田急が二位、京王が三位というのは、確かに駅直結の百貨店とはいえ、ずいぶん頑張っているもんだなあ、と感心しました。
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