2007年3月29日

体力の限界?

この時季は、否、例年だったらもう少し早いんですが、とにかく書店回りと並行して、大学生協回りをする季節です。
 
毎年秋から冬にかけては、各大学の先生方(あたしんところの場合語学の先生!)を訪問して回り、来年度の教科書はぜひ小社のテキストをお願いします、と頭を下げて回るのですが、この時季は先生ではなく大学生協書籍部へ出向いて、辞書の追加注文や語学参考書の注文をとってくるのが主な仕事です。
 
大学生協と一口に言ってしまいますが、まさしく「大学生協」であるところもあれば、実は紀伊国屋書店だったり三省堂だったり丸善だったりといった、お馴染みの書店が学内書店として営業しているところもあります。また生協ではなく、大学の購買会というところもあります。
 
業界的にはこういった違いは意外と大事なんですが、利用者からすればそんなことはどうてもいいことであって、「業界的には」なんて言いぐさが、そもそも愚の骨頂だと、あたしだって思わなくもないんですが……(爆)
 
さて、それはいいとして、普段回っている本屋さんは駅の近くが多いです。多少離れていても、それほど歩くわけではありません。
 
それに比べると大学というのは駅から遠いところばかりです。路線バスや学バスが頻繁に出ているところもありますが、駅から中途半端な距離で歩くしかないという大学も数多くあります。だいだい1キロくらいは駅から歩く、なんてのはざらです。
 
で、今日も大学を数校回りましたけど、いずれも今書いたような立地で、なおかつ山の上! これはかなりこたえます。二十代の頃は、このくらいどうってことなく歩けたと思いますが、さすがに四十が目前に迫ると、坂の途中でちょっと一休みしたくなるものです。でも、立ち止まったら最後、もう一歩も前に進むことができなくなりそうで、自分を鼓舞して足を前へ前へと運びました。
 
よりによって、こんな天気のよいどころか、かなり暑い日にこんな営業回りをするなんて……。嗚呼、一昔前のモーレツサラリーマンみたい(涙)。
 

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