2007年3月28日

ノンステップバス

タイトルは「ノン・ストップバス」の誤りではありません。ノンステップです。
 
ふだん路線バスを使ってない方にはあまりなじみがないかもしれませんが、この数年、都内のバスは(たぶん全国的にだと思いますが)、バリアフリーとか人に優しいということで、バスを乗る時、降りる時に歓談になっていない「ノンステップバス」が多くなってきています。
 
つまり乗ったそこがバスの床だということです。これまでバスに乗り込む時は、たいてい2段か3段くらい階段を登った、そこがバスの床でしたが、そうではなくなったということです。
 
階段がないということは、つまり足腰が弱くなってきているお年寄りにも乗りやすい、降りやすいということなんですが、そのために一部の座席が、今度は床からかなり高くなってしまいました。
 
だいたいの席は問題なんですが、タイヤのそばの座席は、当然そのタイヤの上に座席が来ますので、床が低くなっているぶん、はるかな高みに位置しています。その座席に座るには2段か3段の階段を登らないとなりません(笑)。
 
さて、この階段、バスの車内なわけですから、至って狭っ苦しい階段で、若者でも上り下りには苦労しそうな階段です。
 
で、あたしが観察している限り、足腰の弱い年寄りに限って、そういう高いところの座席に座ろうとするんです。お年寄りが階段を上り下りするのは危ないからノンステップバスが増えているのに、とうの年寄りがあえて狭い階段を上り下りしないとならない高い座席に座ろうとするのです。
 
なんか見ていると「自分はまだ年寄りじゃないぞ!」と言わんばかりのタイプが多いです。座席に座る時や降りる時に転んだらどうするのでしょう? 困ったものです。
 

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