2007年3月26日

アイドルは不要?

たぶん誰もがコメントしているんじゃないかと思いますが、先週末に日本中を賑わせた(?)フィギュアスケート世界選手権。あの番組にアイドルグループ「トキオ」は必要だったのでしょうか?
 
別にあたしはトキオが嫌いとかっていうんじゃありません。単純にあの番組に必要だったのかどうかってことです。国分太一が司会をやることも然りです。
 
このところ、アイドル歌手にスポーツイベント(国際大会も含め)の司会やサポーターをやらせる演出がテレビでも盛んですよね。最悪の例としてはバレーボール。ジャニーズ所属の、たいして歌のうまくもないグループの曲を延々聴かされて、肝心の試合は端折られたり……。
 
まあ、バレーボールの場合、それで視聴率も取れたようですので、テレビ局的にはいいのかも知れませんが、果たしてそれが長い目で見てよいことなのかどうか?
 
ただ、バレーボールって、確かにかつての栄光もあって、日本国内では人気のあるスポーツですし、それなりに話題・関心も集めますが、世界の中でのレベルからすると、ああいう風にアイドルを使って盛り上げないと如何ともしがたい長期低迷傾向である、というテレビ局の必死の思惑もわかります。
 
でも今回のフィギュアの場合、結果からもわかるとおり、日本開催という地の利を抜きにしても、現在の日本の選手のレベルは世界のトップレベルで、あんなアイドルの応援を借りなくても選手たちの演技だけで十分視聴率だって関心だって稼げたはずだと思うのですが。
 

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