2007年2月 3日

なんのための……

今このダイアリーを書いているブログではなく、本家本元のあたしのウェブサイトは、ホスティングサービスを利用しているものです。一つのサーバーを同じようにこのホスティングサービスを利用している何人かで共用しているらしいです。
 
そのホスティングサービスの会社からメールが来まして、このところサーバーダウンがたびたび起きているが、調べてみたところあたしのサイトのCGIが原因である、とのことです。
 
このままダウンが頻発するようであればCGIの閉鎖やりよう制限もあり得るということも書いてありました。あたしのせいで他の皆様にも迷惑をかけているのかと思うと非常に心苦しく思います。早急に何とかしなければと思うわけですが……。
 
でもね、よーく考えてみると、あたしのサイト、CGIがダウンするほど毎日毎日数万人もの人が訪問しているような人気サイトじゃないんですよね。そりゃ、カウンタを見ると、そこそこの人に来ていただいているようですが、どう見たってサーバーに負荷がかかるほどの数じゃありません。
 
それに訪問者が来たことでカウンタのスクリプトが動くとはいえ、訪問者がそれ以外のCGIスクリプトに関係するようなページにまで足を運んだかというと、それも疑問です。少なくとも掲示板への書き込みやちょっとしたデータベースの検索程度だと思われますが、これとて本当にごくごくわずかなもので、サーバーの負担とは思えないんです。
 
メールが届いた後、返信で特定のCGIへの負荷が高いのでしょうかと問い合わせましたが、特にどれということはなく、どれもが動いているという返事でした。その返事に、一番新しいCGIの動作5件くらいが書いてありましたが、そのうちのいつくかは普通に訪問者や私がアクセスしたもののようですが、それ以外はほとんど閉鎖したつもりだったCGIの掲示板だったりしました。
 
結局、CGIスクリプトなら何にでも攻撃してくるスパムが、あたしのサイトのCGIに定期的に働きかけているようなんです。こういったスパムは誰かいちいちあたしのサイトを訪問してやっているのではなく自動的に動いているプログラムなのでしょうから厄介です。
 
もちろん掲示板やゲストブックなどの設置をやめてしまえば簡単な話です。でも、個人ホームページが流行りだしたころって、そのサイトのメインコンテンツってのもありましたけど、盛り上がりとしてはゲストブックとか掲示板がメインで、そこから発展してきたように記憶しています。
 
それがいつのころからか、不正なアクセス、荒らしと呼ばれる書き込みにさらされはじめ、最近は掲示板やゲストブックの設置をしていないホームページが増えたような気がします。
 
本来、最も基本的なコミュニケーションの手段だったものが、こういう心ない嫌がらせのせいで萎んでしまうなんて、なんだか本末転倒と言いますか、何のためにホームページを作っているんだかわからなくなってしまいます。
 
もちろん、あたしのサイトの場合、無計画にむやみやたらとコーナーを作りすぎて収拾がつかなくなってしまったという反省もありますので、要らないコーナーの閉鎖、使われない(荒らされやすい)掲示板などのスクリプトの削除などをやっていかなければならないとわかっているんですが、なんとも腑に落ちない、納得いかないものを感じているのも正直なところです。

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