2007年1月 3日

彼らはいったい…

箱根駅伝、終わりましたね。
 
あたしの母校・東洋大学は総合5位。復路だけなら第3位秊。往路の山登りで遅れてしまいましたが、選手は一年生だったようで、来年以降の雪辱に期待しましょう。
 
テレビ中継を断続的に視ていましたが、中継車がトップにつくのは仕方ないとして、7位から10位くらいがデッドヒートになっていたので、3位から6位の大学はほとんど映ることもなく終わってしまったのが残念でした。でも、アナウンサーの実況で、東洋大学は優勝候補の一角であると言っていたのが印象的でした。
 
えっ、今年はそんなに強かったの?
 
ってなわけです。確かにコンスタントにシード権を獲得し、毎年のように参加していましたから、それなりの実力はあったと思いますが、優勝を争うような実力校だとなんか、ゆめゆめ思ったことはなかったものですから…(汗)。
 
ところで、優勝したのは順天堂大学。
 
順天堂大学と言えば、あたしの勤務先の近くに大学病院もありますが、世間周知の医者の学校ですよね。ってことは、生徒はみな医者を目指しているわけですよね? 医者を目指しながら駅伝もやっているのでしょうか?
 
さにあらず。彼らは医者とは、医学とは全く関係なく大学生活を送っているようなんですけど、それってありなんでしょうか?
 
そりゃ、どの大学も選手たちが大学の授業にちゃんと出ているような感じはしませんが(失礼!)、いちおうは、つぶしのきく学部に所属しているじゃないですか。でも医学部って、それでなくても忙しい学部でしょ? なんか矛盾を感じます。
 
大学は学部の勉強だけではなく、知育、徳育、体育を行なうところだ、といった意見もわかりますが、あたしはなんかしっくりこないんですよね。
 
なので、こういう体育会系の連中ばかりを収容する学部を作ってしまっている大学もありますけど、一般の学部とは別にそういった学部を作るのなら、まだ理解できます。でも一般の学部に所属していて授業にはほとんどでなくて運動だけやっているってのは、真面目に学問に取り組んでいる学生から見ると不合理、不条理なものを感じちゃんうんですよ。
 
これって運動が苦手な者のひがみなんでしょうか?
 
 
 

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