2007年1月10日

2007年01月号

通巻九〇〇冊を超え、このところ文庫クセジュの売れ行きが好調です。『石油の歴史』『キリスト教シンボル事典』などは早々に重版になりました。ありがとうございます。

その『石油の歴史』が好調なのは、昨夏の原油価格の高騰が主因と思われます。いつもの文庫クセジュの棚だけでなく、国際情勢、経済、エネルギーなどのコー ナーでも展開してくれた書店がたくさんありました。このようにクセジュはテーマに合わせて置く場所を変えると、俄然売れ行きに違いが表われる面白い本で す。

『チェチェン』『カザフスタン』なども、ほとんど類書がなく、やはりロングセラーになっています。というわけで今年は個人的に「心の中の文庫クセジュ強化 年」として取り組みたいと思います。今年もどんなヒット作が生まれるか、まだ何も出してないではないか?(モンテーニュ後学)

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