2006年12月29日

これはちょっと……

最近オンエアをよく見るテレビコマーシャルに「ハルンケア」という医薬品のものがあります。
 
どんなコマーシャルかと言いますと、ハルンケアの詰め合わせが、一人暮らしとおぼしき母親の家に届き、その荷物の中に入っていた子供からの手紙を母親が読む、そして子供の心遣いが胸にしみる、という流れです。
 
ハルンケアが尿漏れや頻尿の治療薬であるということは、この際、まあ、いいでしょう。許します。そろそろおばあちゃんという年齢になった母親へ子供が気遣いをするというのも心温まるシチュエーションです。
 
でも、でも、ですね。この子供、CMでは母親しか映っていないので登場しませんが、母親が読む手紙のナレーションで声だけ登場しているんですけど、娘じゃなくて息子なんです。
 
母親に尿漏れの薬を送る息子。
 
そりゃ、別に男女差別するつもりはないですし、心優しい息子だなあ、と思いますが、やっぱりなんか違和感を感じます。
 
<娘>が送ってあげるんじゃダメなんでしょうか? その方が自然な感じしませんか? なにゆえ、このCMを作った人は手紙のナレーションを男、つまり設定錠は息子にしたんでしょう?
 
謎です。
 

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