2006年12月 8日

どこの制服?

午後、井の頭線に乗りました。昨日、ほぼ一年間、テナントビルの改装工事のために休業していた高井戸駅の本屋、書原・高井戸店が再オープンしたので、そこを訪れるためでもあります。

ちなみに、井の頭線・京王線を使っていない人にとっては「高井戸」というと「下高井戸」をイメージしてしまうみたいで、しばしば「下高井戸より新宿寄り?」なんて聞かれてしまいますが、高井戸の本家本元はこっち! 下高井戸はあくまで「下+高井戸」です!

なんでムキになって声高に主張するかと言えば、あたしが小学校一年から大学四年まで暮らしのがここ高井戸だからです。あたしが初めて自分の小遣いで本を買ったのも、この書原・高井戸店(当時は広和書店と言っていたような……)なんです。

大学四年の秋に今住んでいる場所に引っ越したわけなので、既に現在の住所での生活が、あたしの人生で最も長く暮らしている土地ですが、やはり多感な時期(←そんなのあったの?)を過ごした杉並区高井戸というのが、やはり忘れられないというか、懐かしい想い出(高校時代大好きだった乾さんも住んでいた町ですし!)としていつもよみがえってきます。

で、それはいいんですが、通っていた都立豊多摩高校は中央線と井の頭線の中間地点、ほぼ杉並区の中央にあって、そばを善福寺川が流れていました。

高円寺、阿佐ヶ谷方面からバスで通学するか、自転車というのが学生の通学パターンの大勢で、あと電車となると、15分ほど歩いて井の頭線浜田山へ出るという経路もありました。

浜田山は最近ですとコミックや映画にもなった「ハチミツとクローバー」の舞台らしいですが、あたしも高校時代は学校帰りに寄り道したところです。

そんな浜田山、今日も井の頭線で渋谷方面から目的地・高井戸へ向かうには、高井戸の一つ手前の駅になりますが、午後のちょうど学校が終わる時間なのでしょうか、高校生らしき女の子が何人か乗ってきました。

でもその女の子たち、みんな制服を着ているんです。セーラーではなくブレザータイプでした。

豊多摩は昔から私服というのが大きな特色の一つで、逆に女の子たちは着て行くものに困るから制服がいいなんて言うほど自由な校風でした。

なので、乗り込んできた女の子たちを見て「豊多摩に制服ができたの?」と一瞬思ってしまいました。そんなことはないはずですから、どこぞの学校の制服なんでしょうけど、浜田山って周りに学校なんか無いはずなんですけどね。

で、ちょっと疑問に思ったので帰宅して地図を調べてみました。すると浜田山駅の南側、少し歩いたところに「杉並総合高校」ってのがあるんですね。あたしが高校時代にはなかったはずの学校です。最近流行の単位制高校なんでしょうか? かつての永福高校ですかね? でもちょっと場所が違うような……。

で、この学校は制服があるようです。たぶん、あたしが見たのはここの生徒だったのでしょう。地図で見ると、豊多摩よりよっぽど浜田山駅には近いですね(汗)。

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