恋愛ニート
書店回りの時、担当の方の体が空くのを待つ間、書店内をうろうろしていたら、レジの近くに無料の雑誌「L25」がありました。その表紙に書いてあった見出し「恋愛ニートが増加中」に惹かれてつい手に取ってしまいました。
ちなみに、L25は女性向けの雑誌でしょうか? ま、そんなこと気にするあたしじゃありませんけど!
表紙にデカデカと載っている見出しとは裏腹に、本誌中の記事は至って小さなものです。とても短いです。社会学的あるいは心理学的なアプローチもほとんど無く、状況と若干の解説が書かれているだけでした。
が、思い当たる節が無くもないですね。「つきあうのが面倒」と言われても、女性とつきあったことのないあたしには面倒かどうかよくわかりませんが、もう少しわが身に引きつけて考えてみると、土日は気楽にのんびり過ごしていますし、平日も予定がなければ比較的早めに帰宅して自宅で夕食を食べる生活ですので、これにデート(とキーをたたきながら、なんとなくニヤリとしてしまう、あたし)なんかが加わったら、結構面倒と思っちゃいそうです。
そりゃ出かけるというのは、お財布的にも辛いですが、この歳になると体力的にも辛いと予想されます。ああ、面倒。とりあえず、彼女がいなくても、まあ、いいか、という思考回路に陥ってしまうのもうなずけます。
でも、最近読んでいた中国モノの本では、当然なんですが、子ども(=子孫)がいないのは最大の不孝であり、子孫に供養してもらえない先祖の霊は祟りをなすと書いてありました。もちろん、中国学を専攻していた者として、このくらいの知識はありましたが、タイミングよくこういう雑誌を読んでしまうと、妙に身につまされるというか、自分のせいでご先祖さまが祟りを起こすなんてまっぴらだという思いがわいてきます。
でもね、女性のマル高も言われますけど、実際には医療技術も進歩しているので、昔ほど怖がる必要って無いと思うのですよね。むしろ、その後数年は続く子育てのことを考えると、夫婦揃って高齢だと、本当に辛い人生になりそう。授業参観で「おじいちゃん、お婆ちゃんが来てるの?」とクラスメートに言われるのは子どもにもかわいそうですし……{%gomenne%}
このL25、あたしの気になる気象予報士、真壁京子さんも登場しています!
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