2006年11月25日

くどいようですが……

仕事柄と言いますか、自分の専門分野柄と言いますか、いづれにせよ中国語については、人並み以上に気になります。

なので、アマゾンでも中国語の書籍情報などを検索することって多いのですが、これが使えないんです!

アマゾン・ジャパンのトップ画面で、「和書」を選択してキーワードに「中国語」と入れてサーチしますと、タイ語など他のアジア系の言語も一書にヒットします。キーワードによるサーチではなく、ジャンルからたどっていって語学の中国語を見ても、やはり中国語以外の言語も入っています。

たぶん「アジア語」とかっていう括りでヒットしちゃっているのかも知れませんが、フランス語やドイツ語ではそういった感じはしないので、独り中国語だけがおかしな検索結果をひたすら表示してくれるわけです。

この現象、もうずいぶん前からのことで、アソシエイトをやっている身としては不便この上ないんですが、そうでなくともこういう検索結果が出るんじゃ「使えない」ですよね。

世間的には、英語を除けば学習人口ナンバーワンは中国語なのに、相変わらず旧態依然としてドイツ語、フランス語が優遇されている感じです。

大学の履修者数だって、それなりにドイツ語やフランス語の人数もいますが、教室と教員の確保ができ、さらに言語ごとの人数割り当てなどを取っ払ってしまえば、中国語がダントツの一番人気というのは、実はかなり昔からの事実なのに……。

大学の場合、ドイツ語やフランス語の先生が既得権益を守ろうと必死なのでしょう。困ったものです。流石に機を見るに敏な書店の語学書の棚は、もう完全に英語以外の語学は中国語と韓国・朝鮮語がその大部分を占めるという状況になっています。

大学の先生の場合、それが飯の種ですから必死になるのはわかるのですが、あたしの勤務先のように利潤追求が使命であるはずの企業でも、いまだにフランス語やドイツ語が優遇されているように感じるのは、あたしのひがみ・ねたみなのでしょうか?

話がずれましたが、とにかくアマゾンにはこの変な検索結果を改善してもらいたいものです。

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