2006年11月12日

RECがわからない?

昨晩、世界バレーに続いて「世界ふしぎ発見」を見ました。今回の特集はフランスの世界遺産「モン・サン・ミシェル」です。

海に浮かぶ要塞のような修道院、ってところですが、実際のところ百年戦争では対イギリスの前線基地として使われていたそうです。

そんなことはともかく、この番組、昔からスポンサーは日立グループです。最近はこの番組のコマーシャルで黒木瞳が登場するテレビ「ウー」がよく放映されています。

このコマーシャル、既に一ヶ月か二ヶ月くらいはオンエアされていると思いますが、当初は「ウーでREC(レック)」という黒木瞳のナレーションが入り、テレビだけで録画が出来るんですよ、ということを売りにしていたと思います。

あたしなんかも「へー、DVDレコーダーとかが要らないの?」なんて思いながら見ていたものです。ところが、このところ、このセリフが「ウーで録画」となったのです。

えっ、どこが変わったのかって?

今までは「レック」と言っていた録画のことを、きちんと日本語で「録画」と言うようになったんです。

でも、「ウーでレック」って語呂もよく、耳になれていたので初めて聞いた時はずいぶんと違和感を感じました。

でもって、よくよく考えてみると日立の客層ってのは意外と中高年が多いんじゃないかと思ったわけです。

つまり「レック」じゃなんのことかわからない、という客層が意外と多くて、苦情とまではいかなくても、そういった意見が多数寄せられたので急遽コマーシャルのセリフを変更した、そういう裏事情なんじゃないかと推測しています。

しかし、このご時世、レックじゃわからないって、どういう人なんでしょう? もちろん「ちゃんと日本語があるのに、何でもかんでも横文字にしてけしからん!」という御仁はいらっしゃるでしょうけど、これはあくまでキャッチコピーなのですし、そもそもそれじゃ「ウー」って何よ、っていう話になるじゃないですか。

このコマーシャルを見るたびに、そんな風に怒っている年配の方を想像しているあたしです(笑)。

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