2006年11月 9日

竜巻

北海道を襲った竜巻、家ごと吹っ飛ばされるなんて誰が想像できましょう?

ふつう、地震とかさまざまな自然災害の場合、多少怖くても家の中でじっとしていれば、いずれ過ぎ去るって考えるものじゃないですか。それが家ごと吹き飛ばされて、気づいたら裸足で土の上にいたなんて……。

テレビなどでは、いつものように評論家連中が、予報・予測できないのか、気象庁は何やっているんだ的な物言いをしている人もいましたけど、ここはやはり気象予報士や気象学の専門家の意見をまずは聞くべきでしょう。

なんでも全国を観測するにはレーダーが足りないそうですね。日本は産地が多いので国土面積が小さいわりには、レーダーの数が必要になるそうです。そのレーダーが一台数億円! ちょっと驚きますが、くだらない戦闘機を買ったり無駄な公共事業を一つ二つ中止・延期すれば何台かは調達できそうな金額ではあります。

でも、レーダーを設置してもそれを運用したりするスタッフ、今後のメンテナンス費用を考えると、特にスタッフについては、そうやすやすと整備できるとも思えませんし、もし本当に監視体制を構築するのであれば、やはり数年はかかってしまうのかな、と思います。

しかしそれでも、局地的な竜巻の発生まで予測できるんでしょうか? それが知りたいです。

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