2006年11月26日

ウェブ書店には負けない!

今朝の朝日新聞一面にウェブ書店のことが書いてありました。その中で、本を検索すると「その本を買った人はこんな本も買っています」といった誘導(?)が表示され購買をそそるように作られていると書いてあります。

そして、一般の書店ではそういうことはできないだろう、とも書いてありました。

確かにそうです。お客さん一人一人がどんな本を買ったかなんて、どんなスーパー書店員だって覚えているわけはありません。

でも「あわせてこんな本も買った、チェックした」というのではありませんが、「こんな本も一緒に読むと面白いですよ、楽しさ倍増しますよ」というオススメ は、実際の書店でもやっている取り組みですし、別に最近始まったことではなく、昔から書店員さんはやっていたと思うのですが...

ウェブだとすぐ下に表示されているので「親切だなあ」と思って、思わず買っちゃう(チェックしちゃう)のに、実際の書店ではお目当ての本以外には見向きもしないのでしょうか?

ちょっと視線を上下左右に移せば、同じ著者(訳者)、同じテーマ、関連する本もちゃんと並んでいる筈なんですけど。それに、それが書店員さんの腕の見せど ころです。A書店では今売れているこの本の隣にこの本が並んでいたけど、B書店では全然違う本が並んでいた、そういったところを比較してみるのも書店の愉 しみ方の一つだと思うのですけど。

で、今朝の朝日新聞の記事、読んだ印象では必ずしもウェブ書店に両手を挙げて好意を示しているような感じではなかったのが救いです。

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