2006年11月 8日

おふらんす強化月間

なんでも「おふらんす強化月間」なんだそうです。

そりゃ白水社と言えば「おふらんす」でしょ、と言われれば、はい、そうですと二つ返事で答えなきゃなりませんが......。(でも個人的には「おふらんす」もいいけど「御仏蘭西」の方が好き!)

詳しくはこちら(↓)
http://www.hakusuisha.co.jp/topics/pennac.php

別にこの企画やブックファースト渋谷店さんでやっているフェアをくさすつもりはありませんし、こういった一出版社の単独フェアではなくて、なんかテーマを決めてそれに沿って各社から本を集めて並べるってのは書店フェアの醍醐味だと思います。

こういうフェアで、久々に倉庫から出してきた、常備にもこの数年は入っていない本を数冊並べて、フェアの期間中に一冊でも二冊でも売れてくれると、山と積まれた新刊が十冊単位で売れていくよりも嬉しかったりするんです。

でも、こういうフェアって、まあ、そんなにたくさん出品するわけじゃないんで返品はそれほど多くならないだろう(ものによっては売り切っちゃうこともありますし...(^o^)と安心してますが、やはり他の出版社が何て言うかが心配です。

この手の企画が書店の担当者の方と話題になって、うちは返品とりますよという約束で出品するとしても他の版元がOKしてくれるか、書店の方はそれを心配するみたいです。

都内の大きな書店なら、ふだんからそれなりに版元の営業マンも足を運んでいるでしょうから、この手の話も相談しやすいみたいですが、地方などでは滅多に営 業マンが来ない(全く来ない?)お店も多いです。そういうところの書店員さんの場合、企画は思いついても、知っている版元営業マンがいないから、せっかく の企画アイデアが実現できないってこともあるのではないでしょうか?

でも、最近はネットの普及もあって書店員さん同士の横の繋がりってのも太く強くなっているようなので、そういうルートを伝ってこちらにアプローチしてもらえるといいのではないでしょうか? もちろん、いきなり営業部に電話してきてくれても大歓迎!

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