真実のわけないでしょ?
昨日は13日の金曜日だったからでしょうか? 晩に「ダ・ヴィンチ・コード」に描かれたことは事実なのかどうかを検証する番組がやっていました。案内役は中村獅童と水川あさみで、もしかして、このロケの帰国後、中村獅童は例の事件(飲酒運転)をやっちゃったのでしょうか?
さてさて、この番組、まずは最後の晩餐でキリストの隣に描かれているのはマグダラのマリアではないかという説に対し、当時の絵画では最年少であったペテロを中世的に描いていたので、ダ・ヴィンチのこの絵もマリアではないということを説明していました。
なんで、この程度のことが、もっと前に言われてないの(?)と突っ込みたくもなりますが、あたしにとって「最後の晩餐」の最大の謎は、なんでみんな一列に横並びで食事をしているのよ、ってことです。これって一昔前のドラマのお茶の間のシーンみたいじゃないですか。おかしいですよね?
次に、シオン修道会なんてない、という検証。これも、秘密の結社だから実在するなんて証拠は何もないんだ、と言い張れば言い張れそうなことですから、別にあたしから見たらあってもなくても構いませんよ。第一、キリストに子供がいたっていいじゃないですか。お釈迦様なんて今ごろになって「子供を捨てた」なんて言われる本が出てるくらいですから(笑)。
後半は主としてトリノ聖骸布を中心に話が進んでいきましたが、いまだにどうやって作られたのか科学的に解明されていないっていいますが、そりゃ聖骸布を自由に検査させてくれないわけですから、今後も科学的な調査ってのは難しいのではないでしょうか?
当時の技術ではどうやっても作れないなんて言われてますけど、布を実験室に運び込んでよくよく検査したら、実に簡単な方法で作れることが判明したりして? そんなことになったらキリスト教社会にとっては大問題ですよね。
ちなみに、あたしの勤務先から刊行されている『トリノ 聖骸布の謎』がちらっとだけテレビ画面に映ってました。特に字幕スーパーなどで社名なんかが出たわけではないですけど(涙)。
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