2006年9月30日

荷風

最近、と言ってもそろそろ一ヶ月が経つのでしょうか、筑摩書房から『荷風さんの戦後』という本が出ています。

書店回りの途次、書店員さんに聞くと、それなりに売れているようです。荷風だから売れるのか、著者が半藤一利さんだから売れるのか、<戦後>という言葉に引かれるのか......。恐らく、そのどれもだと思いますし、それらが折り重なって売れているのだと思います。

荷風はやはり安定した人気があるんだなあと思いつつ、そう言えば、あたしのところでも『父 荷風』『荷風のリヨン―『ふらんす物語』を歩く』『女たちの荷風』なんて本を出してまして、よく売れました。この機会にもう一度一緒に並べてもらえると嬉しいなあ、なんて思いながら書店員さんに軽くプッシュしています(汗)。

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