2006年9月19日

企画って

夕方から会議。議題は向こう半年の営業企画について。

言うなれば、書店でやってもらうフェアのことなんですけど、昨今はこういった版元主導のフェアっていうのは、あまり芳しい成績を上げていませんよね。

元気な書店というのは、書店員(各ジャンル担当者)が品揃えや並べ方にも拘って棚を作っているので、こっちから持っていったお仕着せのフェアってのにあまり食指を動かしてくれないってのが、日々書店を回っていての感想です。

でも、そんなことばかり言っていちゃダメなのよね。そういった書店員さんをも唸らせるフェアとか企画ってのをこちらも用意しないと......。

でも、そういう目で持ち駒(自分の所の出版物)を眺めると「うーん」と悩んでしまうことがしばしば(汗)。

確かに出した頃は売れもしたし、それなりに評価もされたけど、今も売れるのか(?)って思っちゃうようなものも多数。

でも、そこがフェアの腕の見せ所。最近売り上げが鈍くなってきた書籍にもう一度活躍の場を与える、日の目を見せてやる、これこそフェアを企画する醍醐味なんでしょうけど、あたしの場合、まだ、そこまでの域には達していないのよね。

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